公開日:2024年1月23日
執筆者:水口貴博

問題解決力を高める30の方法

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大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。

大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。 | 問題解決力を高める30の方法

大きな問題を解決するなら「まとまった時間」を作りましょう。

小さな問題であれば、細切れ時間でもいいのです。

小さな問題は、ちょっとした雑用のようなものです。

手間も時間もさほどかからず、あっという間に解決するでしょう。

集中しなくても、ちょっと取り組むだけでOKです。

片手間でうまくいくこともあります。

小さな問題は難しい作業もなく、細切れ時間で解決することがほとんどです。

しかし、大きな問題となるとそうはいきません。

たびたび仕事が中断されると、そのたびに集中し直さなければいけません。

集中力を取り戻すのに余計な時間とエネルギーが奪われます。

取り組んでは中断し、また取り組んでは中断という繰り返しでは、なかなかスムーズに進みません。

細切れ時間だけで大きな問題に対処するのは無理があります。

本来なら3時間で終わる仕事が4時間も5時間もかかって、余計な時間を取られることになるのです。

大きな問題は、まとまった時間が欲しいところです。

しっかり腰を据え、集中的に取り組む必要があります。

大きな問題に取りかかるなら、予定をずらすかキャンセルするなどして、まとまった時間を作りましょう。

一気に片付けられるなら、それに越したことはありません。

時間がかかる問題も、集中すれば、短時間で終わらせられます。

けがや病気で入院することになっても、まとまった時間を確保して集中的に勉強すれば、遅れを取り戻せるでしょう。

しっかり集中して取り組めば、3時間の仕事が2時間や1時間で片付き、仕事の質も上がるのです。

問題解決力を高める方法(13)
  • 大きな問題は、まとまった時間を作って取り組む。
「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。

問題解決力を高める30の方法

  1. 問題解決力のある人は「できない理由」ではなく「できる理由」を述べる。
  2. 「どうせ解決できない」と考えるのではない。
    「どうすれば解決できるか」と考えるのだ。
  3. 問題解決は、消極的になっていると、うまくいかない。
  4. トラブルのときも「ご褒美作戦」が効果的。
  5. 「終わった」なんて言わないこと。
  6. 複雑な問題は、紙に書いて整理すれば、シンプルになる。
  7. 解決できる問題か、解決できない問題か。
  8. 解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。
  9. ゲームとして考えると、問題解決力が格段に高まる。
  10. 定石ばかりでは、面白くない。
  11. 解決できない方法にも目を向ける。
  12. 原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切。
  13. 大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。
  14. 「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。
  15. 考えすぎるタイプは、問題解決も遅くなる。
  16. トラブルは、テンションを上げて立ち向かうのが良い。
  17. 時にはカフェインに頼ってみるのも悪くない。
  18. 過去に解決できなかったトラブルが起こったとき、どうするか。
  19. 着替えには、問題解決力を高める効果がある。
  20. 同じトラブルが繰り返されるのは、悪い習慣が原因。
  21. 待機する必要があるときは、待機するのが仕事。
  22. どれだけトラブルの愚痴を言ったところで、解決はしない。
  23. 実行に移す前の再確認が重要。
  24. 計画どおりにいかなくても、驚かない、慌てない、腹を立てない。
  25. 解決不可能だからといって、自暴自棄になってはいけない。
  26. 「あっさり解決した」というのは「やるべきことをやった」ということだ。
  27. 時間や資金の余裕がなくて着手できないとき、どうするか。
  28. 問題を解決できているのに、それ以上心配しても仕方がない。
  29. 問題が長引いているのは、中途半端な対応が原因ではないのか。
  30. 時間を気にしない生活も、素晴らしい。

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