公開日:2023年10月14日
執筆者:水口貴博

問題解決力を高める30の方法

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解決できる問題か、解決できない問題か。

解決できる問題か、解決できない問題か。 | 問題解決力を高める30の方法

トラブルには、大きく2種類あります。

「解決できる問題」と「解決できない問題」です。

トラブルが起こったとき大切なのは、解決できる問題かどうか見極めることです。

まず解決できる問題であると判断したら、解決策を考えることに集中します。

キーワードは「5W1H」です。

いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのようにするべきか。

そして解決法が見つかれば、即実行に移します。

不良品であれば、新品と交換を行います。

記載の誤りやプログラムのバグであれば、修正を行います。

手間暇を惜しまないことが大切です。

たとえ時間や労力がかかったとしても、解決できる問題であれば、必要なこととして考えます。

もちろん迷惑をかけてしまったことへの丁寧な謝罪も欠かせません。

少しでも早く解決に向けたアクションに取り組めば、問題も早く解決します。

一方で、解決できない問題もあります。

たとえば、絶対修正できないこと、完全にタイミングを逃したこと、元に戻せないことなどです。

解決できない問題の場合、どれだけ時間をかけたところで解決しません。

割れたグラスやひびの入った鏡も元通りにはできません。

生卵をゆで卵にすることはできても、ゆで卵を生卵に戻すことはできません。

時間を戻すことはできませんし、タイムマシンで過去に戻ることも不可能です。

世の中にはどうにもならないことがあるのも事実。

解決できない問題の場合、迷惑をかけた相手にどうフォローするのか考えることが必要です。

弁償をしたり、慰謝料を払ったり、直接謝罪するため相手のところに足を運んだり、他にできることはないか考えたりします。

非常にストレスが大きく、着地点を見つけるのに苦労するところですが、ベストを尽くすことが大切です。

解決できる問題かどうか判断することで、必要なアクションが見えてくるのです。

問題解決力を高める方法(7)
  • 解決できる問題か、解決できない問題か、判断する。
解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。

問題解決力を高める30の方法

  1. 問題解決力のある人は「できない理由」ではなく「できる理由」を述べる。
  2. 「どうせ解決できない」と考えるのではない。
    「どうすれば解決できるか」と考えるのだ。
  3. 問題解決は、消極的になっていると、うまくいかない。
  4. トラブルのときも「ご褒美作戦」が効果的。
  5. 「終わった」なんて言わないこと。
  6. 複雑な問題は、紙に書いて整理すれば、シンプルになる。
  7. 解決できる問題か、解決できない問題か。
  8. 解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。
  9. ゲームとして考えると、問題解決力が格段に高まる。
  10. 定石ばかりでは、面白くない。
  11. 解決できない方法にも目を向ける。
  12. 原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切。
  13. 大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。
  14. 「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。
  15. 考えすぎるタイプは、問題解決も遅くなる。
  16. トラブルは、テンションを上げて立ち向かうのが良い。
  17. 時にはカフェインに頼ってみるのも悪くない。
  18. 過去に解決できなかったトラブルが起こったとき、どうするか。
  19. 着替えには、問題解決力を高める効果がある。
  20. 同じトラブルが繰り返されるのは、悪い習慣が原因。
  21. 待機する必要があるときは、待機するのが仕事。
  22. どれだけトラブルの愚痴を言ったところで、解決はしない。
  23. 実行に移す前の再確認が重要。
  24. 計画どおりにいかなくても、驚かない、慌てない、腹を立てない。
  25. 解決不可能だからといって、自暴自棄になってはいけない。
  26. 「あっさり解決した」というのは「やるべきことをやった」ということだ。
  27. 時間や資金の余裕がなくて着手できないとき、どうするか。
  28. 問題を解決できているのに、それ以上心配しても仕方がない。
  29. 問題が長引いているのは、中途半端な対応が原因ではないのか。
  30. 時間を気にしない生活も、素晴らしい。

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