公開日:2024年1月23日
執筆者:水口貴博

問題解決力を高める30の方法

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時間や資金の余裕がなくて着手できないとき、どうするか。

時間や資金の余裕がなくて着手できないとき、どうするか。 | 問題解決力を高める30の方法

問題解決は、余裕があるときなら、それほど難しくありません。

普通に着手すればいいだけです。

まとまった時間があれば、じっくり腰を据えて集中的に取り組めます。

時間がかかる問題も、時間があればこそ解決できます。

資金に余裕があれば、専門家の力を借りることも容易です。

お金の力で問題を解決することも可能になります。

難しいのは「着手したくても余裕がなくてできない」というケースです。

繁忙期のため時間を捻出ねんしゅつできなかったり、出費の多い時期で金銭的な余裕がなかったり。

時間や資金が足りず余裕がない状態だと、着手したくてもなかなか難しいものです。

重要性・緊急性の低い問題であれば、ある程度の猶予があります。

ただし、重要性・緊急性が低いとしても、問題であることに変わりはないため、いつかは着手しなければなりません。

ここで大切なポイントが2つあります。

  1. 大まかに時期を決めておく
  1. ToDoリストに入れておく

まずいったん保留して「今すぐ着手はできないが、後から必ず着手する」ということにします。

そして大まかでいいので、ある程度の時期を決めておきましょう。

たとえば「繁忙期が終わって一段落ついたら取り組もう」「次のボーナスが入ったら真っ先に対応しよう」といった具合です。

明確な日程は決められなくても、大まかな時期なら決められるはずです。

2つ目のポイントは「ToDoリストに入れておく」ということです。

頭で覚えると忘れてしまうので、ToDoリストに書き込んで、今後のタスクとして管理するようにしましょう。

直接カレンダーやスケジュール帳に書き込むのもOKです。

忘れないようにすることが大事であり、付箋に書いて、目につくところに貼っておく方法も悪くありません。

もちろん都合が悪くなければ、変更することもOKです。

余裕があるときであれば、きちんと解決できるのです。

問題解決力を高める方法(27)
  • 余裕がなくて今すぐ着手できないときは、いったん保留としつつ、大まかな時期を決めておく。
問題を解決できているのに、それ以上心配しても仕方がない。

問題解決力を高める30の方法

  1. 問題解決力のある人は「できない理由」ではなく「できる理由」を述べる。
  2. 「どうせ解決できない」と考えるのではない。
    「どうすれば解決できるか」と考えるのだ。
  3. 問題解決は、消極的になっていると、うまくいかない。
  4. トラブルのときも「ご褒美作戦」が効果的。
  5. 「終わった」なんて言わないこと。
  6. 複雑な問題は、紙に書いて整理すれば、シンプルになる。
  7. 解決できる問題か、解決できない問題か。
  8. 解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。
  9. ゲームとして考えると、問題解決力が格段に高まる。
  10. 定石ばかりでは、面白くない。
  11. 解決できない方法にも目を向ける。
  12. 原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切。
  13. 大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。
  14. 「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。
  15. 考えすぎるタイプは、問題解決も遅くなる。
  16. トラブルは、テンションを上げて立ち向かうのが良い。
  17. 時にはカフェインに頼ってみるのも悪くない。
  18. 過去に解決できなかったトラブルが起こったとき、どうするか。
  19. 着替えには、問題解決力を高める効果がある。
  20. 同じトラブルが繰り返されるのは、悪い習慣が原因。
  21. 待機する必要があるときは、待機するのが仕事。
  22. どれだけトラブルの愚痴を言ったところで、解決はしない。
  23. 実行に移す前の再確認が重要。
  24. 計画どおりにいかなくても、驚かない、慌てない、腹を立てない。
  25. 解決不可能だからといって、自暴自棄になってはいけない。
  26. 「あっさり解決した」というのは「やるべきことをやった」ということだ。
  27. 時間や資金の余裕がなくて着手できないとき、どうするか。
  28. 問題を解決できているのに、それ以上心配しても仕方がない。
  29. 問題が長引いているのは、中途半端な対応が原因ではないのか。
  30. 時間を気にしない生活も、素晴らしい。

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