「将来の夢」という言葉が聞かれるのは、主に子どもです。
「将来の夢は、プロ野球選手になること」
「将来の夢は、接客のスペシャリストになること」
「将来の夢は、ポケモンマスターになること」
なりたい職業であったり、なりたい人物像であったり、趣味や遊びについてだったり。
学生時代、将来の夢について発表したことがあったでしょう。
親や友人に将来の夢を熱く語ったこともあったに違いありません。
「将来の夢」という言葉は、子どもの口からよく聞かれるものです。
ところが、大人になると「将来の夢」という言葉は、ぱたりと聞かれなくなります。
「いい大人が夢を語ることはおかしい」と思っている大人は少なくありません。
禁句になっているわけでもないのに、禁句のような扱いにしている大人が多い。
すでに成人を迎えているので、今さら将来の夢について語るのは不自然だと思っているのです。
これは大きな誤解です。
将来の夢を持つことは、子どもだけの特権ではありません。
将来があるのは、子どもだけではありません。
大人にも、大人なりの将来があります。
「子どもにとっての将来」もあれば「大人にとっての将来」もあります。
人生全体で見ると、子どもより大人の時間のほうがはるかに長い。
大人にも将来があるのですから、将来の夢を語ることは自然なことです。
大人も「将来の夢」を持ってください。
そして堂々と将来の夢を語りましょう。
年齢にかかわらず、夢を持つことは素晴らしいことです
3年後、5年後、10年後の自分をイメージしてください。
理想の自分や理想のライフスタイルがきっとあるでしょう。
20代や30代はもちろん、中年であっても「将来の夢」を持っていい。
中年の人が「将来の夢」を語ることもあっていいのです。
「将来の夢は、自分のお店を持つこと」
「将来の夢は、世界一周をすること」
「将来の夢は、気ままなリタイア生活を送ること」
将来の夢に年齢制限はありません。
もちろん高齢になっても「将来の夢」を持つことは推奨されます。
「将来の夢は、富士山に登頂すること」
「将来の夢は、孫の結婚式に出席すること」
将来の夢を持つと、それだけ心も体も生き生きします。
未来が楽しみになって、自分にも期待できます。
叶えたい目標が生まれ、生きる力がみなぎってくるのです。