インフルエンザの予防接種は、事情がないかぎり、きちんと受けるようにしましょう。
もちろんインフルエンザの予防接種は「任意」ですから、必ず受けなければいけないものではありません。
「時間がない」「お金がもったいない」などの理由から受けない人もいるでしょう。
面倒な気持ちがあって、重い腰が上がらないこともあるかもしれません。
しかし、事情がないかぎり、インフルエンザの予防接種は受けておくが賢明です。
インフルエンザは、万一かかったときの悪影響が甚大だからです。
ひとたびインフルエンザにかかると大変です。
高熱で数日間うなされ、仕事を休まなければいけなくなります。
全身に痛みや倦怠感があって、ろくに動けず、立つことすらままなりません。
自営業であれば、仕事を休んだ分だけ収入の減少に直結するでしょう。
熱が下がってもすぐ仕事に復帰できるわけではなく、7日間ほど外出を控える必要があります。
しばらく寝込むことになれば、筋力も体力もぐっと落ちます。
体をまったく動かさないと、筋肉は1日で1パーセント減ると言われます。
長く寝込んでいればいるほど、落ちた筋力や体力を取り戻すに時間がかかるでしょう。
不謹慎ですが、インフルエンザで命を落とす可能性もゼロではありません。
特に高齢者や持病を抱えている人は注意が必要です。
インフルエンザの悪影響は軽視できません。
インフルエンザの予防接種のわずかな時間とお金をケチったせいで甚大な悪影響を被るほうが、はるかにもったいないことです。
だからこそ予防接種です。
時間やお金がかかろうと、インフルエンザにかかったときの悪影響に比べれば微々たるものです。
予防接種を受ければ、安心して働けるようになります。
万一インフルエンザにかかったとしても、予防接種を受けておけば、症状の軽減につながります。
やむを得ない事情がある場合を除き、インフルエンザの予防接種は受けておくのが賢明です。
インフルエンザの予防接種は、効果が現れるまでにおよそ2週間かかります。
冬の時期が近づいたら、早めの接種を心がけましょう。
防げるものは防ぐのがプロです。