執筆者:水口貴博

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

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譲る習慣は、トラブルを減らす習慣。

譲る習慣は、トラブルを減らす習慣。 | 不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

車の運転中、ぶつかりそうなときは、ブレーキを踏みます。

特に交差点では、車の行き交いが激しく、ぶつかりそうになることが多い。

こういうとき、アクセルを踏むのは大変危険です。

万一ぶつかれば、事故に至ります。

軽くこすっただけでも、打ちどころが悪ければ大変です。

ぶつかった相手が人であれば、命にかかわります。

一瞬の判断ミスが、一生の後悔につながる可能性もゼロではありません。

ぶつかりそうなときアクセルを踏んでいると、トラブルを起こすのは時間の問題

ぶつかりそうになった瞬間です。

アクセルを踏んで加速すれば、うまくすり抜けることができ、無事で済むこともあります。

「ぶつからなかったからよかった」と思うかもしれませんが、安心できません。

褒められることでもありません。

何事もなかったのは、運がよかっただけのことです。

運が悪ければ、トラブルにつながっていたことでしょう。

少しでもタイミングがずれていれば、事故に至っていた可能性があります。

ぶつかりそうなときアクセルを踏んでいると、トラブルを起こすのは時間の問題です。

道を譲ることは安全習慣

ぶつかりそうになったとき、アクセルを踏むのではありません。

ブレーキを踏むのです。

いったん停止をして、相手に道を譲りましょう。

時間がなくて急いでいても、大きく深呼吸をして道を譲ります。

「お先にどうぞ」です。

道を譲ることは安全習慣です。

譲る習慣があれば、事故の発生率が激減します。

これは、車の運転では基本です。

おそらくあなたも普段から心がけていることでしょう。

ところが、車の運転では注意できていても、普段の人間関係となると忘れがちです。

人間関係でも、ぶつかりそうなときは、アクセルではなくブレーキを踏む

ぶつかりそうなときのマナーは、車の運転に限ったことではありません。

人間関係でも同じです。

「やりすぎたかな」

「言いすぎたかな」

「ちょっと度がすぎたかな」

ひやりとする瞬間があるでしょう。

一触即発の場面では、ぴりぴりした雰囲気が漂うものです。

「このままいくと大変なことになる。トラブルが目前に迫っている」

車の運転を思い出してください。

危険を感じたときは、ひとまずブレーキを踏みましょう。

頭で考えるのは後です。

もたもた考えているうちに、ぶつかってしまいます。

まずブレーキを踏んで、いったん停止します。

そして相手に道を譲りましょう。

時間がなくて急いでいても、ここが正念場です。

心に余裕がなくてむかむかしていても、立ち止まってください。

大きく息を吸って余裕を作り、冷静を取り戻すことです。

そして、相手に道を譲りましょう。

譲るマナーがきちんと実行できれば、人生のトラブルは激減します。

ぶつかりそうになったときは、自分に非がなくても謝っておくほうがいい

ぶつかりそうになったときは、ひとまず謝るようにしましょう。

「失礼しました」

「すみませんでした」

「申し訳ございません」

一言の謝罪でいいのです。

「自分は何も悪くない」と思うかもしれませんが、心を大きく持つことです。

自分が悪くなくても「ごめんなさい」と謝っておくほうが無難です。

ひとまず謝っておくことで、トラブルのリスクを下げることができます。

相手がむっとしていても、静まるのが早くなります。

これが余裕です。

ひやりとしたときは、自分に非がなくても、ひとまず謝っておくほうがスマートです。

譲る習慣は、トラブルを減らす習慣です。

不要なトラブルを避ける注意ポイント(8)
  • 運転でも人間関係でも、ぶつかりそうなときは、アクセルではなくブレーキを踏む。
予定を詰め込みすぎる癖は、時限爆弾。
なるべく早めに直しておくほうがいい。

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

  1. トラブルを避ける一番の基本は「確認」。
  2. 言葉遣いの悪い人は、犯罪予備軍。
  3. あなたの身の回りに「借りたままになっているもの」はありませんか。
  4. どんなことがあっても、違法業者とは関わらない。
  5. 自分がされて嫌なことは、人にしない。
  6. 黄色信号の意味を誤解していないか。
    黄色信号でダッシュしていると、交通事故を起こすのは時間の問題。
  7. 小さなトラブルはすべて、大きなトラブルの前兆。
  8. 譲る習慣は、トラブルを減らす習慣。
  9. 予定を詰め込みすぎる癖は、時限爆弾。
    なるべく早めに直しておくほうがいい。
  10. 失敗から得た反省や教訓は、きちんと書き留めておく。
  11. 音によるストレスを軽視しない。
    生命の危険に及ぶことすらある。
  12. せきやくしゃみを繰り返す人がいれば、こっそり距離を置く。
    距離を置けない状況なら、マスクをする。
  13. 備えがあれば、大地震が来ても怖くない。
    面倒くさがり屋は、防災グッズがおすすめ。
  14. 病院の問診票は、正直に書く。
    結局は自分のため。
  15. 悪いことはしていなくても、疑われるようなことはしない。
  16. すれ違いざまに人と肩がぶつかったとき、スルーするのはよくない。
  17. 危険な場所でふざけるのは絶対NG。
  18. 貧血を「仕方ない」で終わらせていませんか。
  19. 事情がないかぎり、インフルエンザの予防接種は受ける。
    防げるものは防ぐのがプロ。
  20. 久しぶりに会う友人が急に契約の話を持ち出してきたら、即中座すること。
  21. クレーム対応のコツは1つだけ。
    余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪すること。
  22. 「みんな」という言葉に惑わされてはいけない。
  23. 舌打ちの癖はやめたがほういい。
    舌打ちをされて喜ぶ人は1人もいない。
  24. 星を眺めながら歩かない。
  25. なかなかお金の話を出さないクライアントとは関わらないのが賢明。
  26. 水分を取らずに頑張ることを美化してはいけない。
  27. 危険な人には近づかない、関わらない。
    知り合ってしまったら、今すぐ縁を切るのが正解。
  28. 真夏日にもかかわらず「我慢が美徳」と思ってクーラーをつけないでいるのは、命の問題に関わる。
  29. 外に鍵を置くのはNG。
    どれだけ巧妙に隠したところで意味がない。
  30. トラブルが去っても油断しない。
    トラブルが去った後こそ、気持ちを引き締める。

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