執筆者:水口貴博

冷静な人になる30の方法

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目標を「2段階」に分けると、精神衛生が向上する。

目標を「2段階」に分けると、精神衛生が向上する。 | 冷静な人になる30の方法

私たちが目標を立てるとき、1つであることが一般的です。

仕事でも勉強でもスポーツでも、最高とする目標を1つ掲げることでしょう。

しかし「目標の数=1つ」というのは固定観念です。

目標の数は1つでもいいのですが、常に冷静でいるためにはここに工夫の余地があります。

「目標の数=1つ」という固定観念を破ってください。

目標を「2段階」に分けて設定してみましょう。

  • 1段階目「最低ラインの目標」
  • 2段階目「最高ラインの目標」

1段階目の「最低ラインの目標」は程度の低い内容です。

「最低限クリアしておきたいこと」「少なくともここをクリアしておけばOK」という内容で設定します。

最低ラインは、楽なレベルに設定しておきます。

ほぼ確実に達成できるような内容がいいでしょう。

1段階目の最低ラインの目標がクリアできれば、ひとまず安心ができます。

「少なくとも最低ラインはクリアできた!」「最悪の事態は免れたね」とガッツポーズができます。

目標の1つをクリアできたことになるので、達成感が得られてテンションも上がります。

最低ラインの目標をクリアできれば、後は最高ラインの目標に向けて集中できます。

自分の持てる力を余すことなく発揮できるでしょう。

目標達成が段階式になることで動揺することが減り、精神衛生が向上するのです。

たとえば、スポーツの試合であれば「予選突破」を最低目標としておきます。

受験であれば「滑り止め1校の合格」を最低目標としておきます。

就職活動であれば「1社の内定」を最低目標としておきます。

最低ラインの目標をクリアできれば、ほっと一安心できます。

後は最高ラインの目標に向けて集中するのみとなり、持てる力を発揮しやすくなるのです。

仮に最高ラインの目標をクリアできなくても「ひとまず最低ラインはクリアできているよね」と前向きになれます。

最低ラインのクリアが滑り止めのような役割を果たすため、精神的な安定をもたらします。

余計な焦りやプレッシャーがなくなり、常に冷静でいられるのです。

冷静な人になる方法(12)
  • 「最低ライン」「最高ライン」の2段階の目標を立てる。
小まめなお手洗いは、冷静の維持につながる習慣。

冷静な人になる30の方法

  1. 自分の中に「感情メーター」を持つ。
  2. 落ち着いた環境は、常に冷静でいるために必要な要素。
  3. 常に冷静でいるためには、掃除と整理整頓の習慣が大切。
  4. 冷静になるとは、心をなくしていくことではない。
    感情のコントロールを高めることをいう。
  5. 感情的になりそうなポイントを避ければ、心の平和が保たれる。
  6. 「ケセラセラの精神」を持てば、常に冷静でいられる。
    合言葉は「なるようになるさ」。
  7. できるだけ暗い時間帯は避け、明るい時間帯を大切にしよう。
    日光を味方につけることが、冷静の鍵。
  8. 冷静な人の悪口を言ってはいけない。
  9. 「冷静な私=かっこいい」というイメージを心に刻み込んでおく。
  10. 相手の立場に立って考える習慣があると、常に冷静でいられる。
  11. 呼吸が不安定だと、感情も不安定になる。
    呼吸が安定すると、感情も安定する。
  12. 目標を「2段階」に分けると、精神衛生が向上する。
  13. 小まめなお手洗いは、冷静の維持につながる習慣。
  14. 落ち着きを取り戻す方法を知っているだけで、心の動揺に強くなる。
  15. 感情に振り回されそうになったときは「1人の静かな時間」を作る。
  16. 動揺していても、表向きは冷静なふりをする。
    完全になりきって演技すれば、本当にそうなる。
  17. どれだけ万全であろうと、100パーセント成功する保証はない。
    万一の事態を想定しておく。
  18. 常に冷静な人は、持ち物が少ない。
  19. 常に冷静な人の真似をすると、常に冷静になれる。
  20. 常に冷静でいるためには、日頃から落ち着いた所作を心がける。
  21. 挑発には乗らない。
    あおられても気にしない。
    喧嘩を売られても買わない。
  22. 知識や経験が幅広く身についていると、冷静につながる。
  23. ストレスをためないようにしておくことで、常に冷静でいられる。
  24. 悩み事を1人で抱え込まない。
    人に意見を聞いてみると、冷静になれる。
  25. ネガティブ思考だから、感情が安定しない。
    ポジティブ思考になれば、感情が安定する。
  26. カルシウムは、興奮のブレーキ物質。
    常に冷静でいるためには、十分なカルシウムを摂取しておこう。
  27. 「常に冷静」を意識することで、心の安定性が高まる。
    声に出して言うと、冷静を徹底する決意が固まる。
  28. 「キレたら負け」を意識する。
    大人がキレることほど見苦しいことはない。
  29. 常に冷静でいるためには、温度と湿度にも注意を向けたい。
  30. なかなか冷静な人になれなくても落ち込まない。
    未来のあなたは、冷静な人に生まれ変わっている。

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