執筆者:水口貴博

冷静な人になる30の方法

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相手の立場に立って考える習慣があると、常に冷静でいられる。

相手の立場に立って考える習慣があると、常に冷静でいられる。 | 冷静な人になる30の方法

自分の立場だけで考えていると、主観的な視点に限定されます。

主観的な視点に限定されると、視野も思考も狭くなり、客観的な評価もできなくなります。

自分本位になってしまい、わがままな心が生まれます。

世の中の見方が偏ってしまい、ちょっと不都合があるだけでむっとしてしまい、感情が不安定になるのです。

常に冷静でいるために大切なのは「相手の立場に立って考える習慣」です。

相手の立場に立って考えると、客観的な視点が生まれ、視野も思考も広がります。

思考が広くなることは心が広くなることにもつながり、相手の事情を察したり気持ちを理解したりができるようになります。

理不尽なことがあっても、相手の事情を察することで、むっとすることやいらいらすることが減ります。

感情が安定して冷静でいられます。

たとえば、職場でペアを組むことがあり、パートナーの仕事が遅いときがあるとします。

パートナーの仕事が遅いと思うように仕事が進められず、むっとしそうになりますが、相手の立場に立って考えてみます。

「この人にとっては全力のスピードなのだろう。丁寧に仕事をしようとしているのかもしれないね」

相手の立場になると、いつも優しい気持ちでいられます。

職場に指導の厳しい上司がいるとします。

上司と接するたびにストレスが感じるものですが、こんなときも相手の立場になって考えてみます。

「私に期待しているから厳しいのだろう。プロ意識が強いのかもしれない。責任感が強いところは見習うべきだろう」

上司の立場になると相手の気持ちができるようになり、厳しさもありがたく感じるようになるでしょう。

飲食店で会計ミスがあり、本来より高い金額になっていたとします。

会計ミスで高い金額になっているとむっとしそうになるところですが、ここは相手の立場になって考えてみます。

「人間だからうっかりすることもあるよね。たまたま忙しいタイミングと重なって間違えたのかもしれないね」

相手の立場に立てば、それ相応の事情を察することができ、常に冷静でいられるでしょう。

交通機関の乱れのため、電車遅延が発生する場面があるとします。

遅刻しそうになっていらいらしそうになるところですが、ここで相手の立場になって考えてみます。

「私たちも困っているけど駅員さんも困っているよね。乗客から文句を言われてストレスもたまるよね」

そう思えば、同情の念も湧いてきて、優しい気持ちでいられるでしょう。

自分のことだけしか考えていないと、理不尽なことがあったとき、気分を害して感情的になります。

相手の立場に立って考える習慣を身につけていると、視野が広がる分、感情が安定しやすくなります。

相手の立場に立って考える習慣を身につけていれば、トラブルに遭っても常に冷静でいられます。

冷静な人になる方法(10)
  • 相手の立場に立って考える癖を身につけておく。
呼吸が不安定だと、感情も不安定になる。
呼吸が安定すると、感情も安定する。

冷静な人になる30の方法

  1. 自分の中に「感情メーター」を持つ。
  2. 落ち着いた環境は、常に冷静でいるために必要な要素。
  3. 常に冷静でいるためには、掃除と整理整頓の習慣が大切。
  4. 冷静になるとは、心をなくしていくことではない。
    感情のコントロールを高めることをいう。
  5. 感情的になりそうなポイントを避ければ、心の平和が保たれる。
  6. 「ケセラセラの精神」を持てば、常に冷静でいられる。
    合言葉は「なるようになるさ」。
  7. できるだけ暗い時間帯は避け、明るい時間帯を大切にしよう。
    日光を味方につけることが、冷静の鍵。
  8. 冷静な人の悪口を言ってはいけない。
  9. 「冷静な私=かっこいい」というイメージを心に刻み込んでおく。
  10. 相手の立場に立って考える習慣があると、常に冷静でいられる。
  11. 呼吸が不安定だと、感情も不安定になる。
    呼吸が安定すると、感情も安定する。
  12. 目標を「2段階」に分けると、精神衛生が向上する。
  13. 小まめなお手洗いは、冷静の維持につながる習慣。
  14. 落ち着きを取り戻す方法を知っているだけで、心の動揺に強くなる。
  15. 感情に振り回されそうになったときは「1人の静かな時間」を作る。
  16. 動揺していても、表向きは冷静なふりをする。
    完全になりきって演技すれば、本当にそうなる。
  17. どれだけ万全であろうと、100パーセント成功する保証はない。
    万一の事態を想定しておく。
  18. 常に冷静な人は、持ち物が少ない。
  19. 常に冷静な人の真似をすると、常に冷静になれる。
  20. 常に冷静でいるためには、日頃から落ち着いた所作を心がける。
  21. 挑発には乗らない。
    あおられても気にしない。
    喧嘩を売られても買わない。
  22. 知識や経験が幅広く身についていると、冷静につながる。
  23. ストレスをためないようにしておくことで、常に冷静でいられる。
  24. 悩み事を1人で抱え込まない。
    人に意見を聞いてみると、冷静になれる。
  25. ネガティブ思考だから、感情が安定しない。
    ポジティブ思考になれば、感情が安定する。
  26. カルシウムは、興奮のブレーキ物質。
    常に冷静でいるためには、十分なカルシウムを摂取しておこう。
  27. 「常に冷静」を意識することで、心の安定性が高まる。
    声に出して言うと、冷静を徹底する決意が固まる。
  28. 「キレたら負け」を意識する。
    大人がキレることほど見苦しいことはない。
  29. 常に冷静でいるためには、温度と湿度にも注意を向けたい。
  30. なかなか冷静な人になれなくても落ち込まない。
    未来のあなたは、冷静な人に生まれ変わっている。

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