執筆者:水口貴博

冷静な人になる30の方法

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呼吸が不安定だと、感情も不安定になる。呼吸が安定すると、感情も安定する。

呼吸が不安定だと、感情も不安定になる。呼吸が安定すると、感情も安定する。 | 冷静な人になる30の方法

常に冷静でいるためには、呼吸が大切です。

常に安定した呼吸を心がけ、質の高い呼吸を実現することが大切です。

私たちは普段、呼吸をして生きています。

無意識に行われているため普段は注意を向けませんが、冷静という観点では無視できないポイントです。

人は1日2万回の呼吸を行います。

これだけたくさんの行うことですから、無意識とはいえ無視できません。

常に冷静な人は、常に呼吸が安定しています。

日頃から呼吸が安定していてリズミカルです。

きちんと横隔膜を使った呼吸となっていて、脳に十分な酸素が供給されます。

十分な酸素によって脳が正常に働くようになり、結果として心も感情も安定するのです。

自分の呼吸について振り返ってみてください。

普段から浅い呼吸になっていないでしょうか。

無意識に呼吸を止めてしまう癖はないでしょうか。

注意したいのは、集中しているときです。

集中しているときは、自然と呼吸が浅くなる傾向があります。

自分では普通に呼吸をしているつもりでも、浅くなっていたり不規則になっていたりしているならイエローカードです。

「隠れ酸欠」になっている可能性があります。

隠れ酸欠は自覚症状がないため注意が必要です。

隠れ酸欠になっていると、冷え性、倦怠感けんたいかん、思考力の低下、自律神経の乱れなどの悪影響をもたらします。

また気力の低下やネガティブ思考など、心理面・精神面にも悪影響が及びます。

隠れ酸欠になっていると、小さな悪影響の積み重ねが生まれ、健康に悪影響を及ぼします。

呼吸が不安定な人は、感情も不安定になるのです。

呼吸は無意識のうちに行われますが、無意識なりにできることがあります。

たとえば、仕事の合間に背伸びやストレッチをして、呼吸に意識を向ける機会を増やしましょう。

ちょっとした休憩にもなって一石二鳥です。

また背筋を伸ばして美しい姿勢を心がけることも大切です。

背筋が曲がって前かがみの姿勢になっていると、肺を圧迫したり気道が狭くなったりして呼吸が浅くなります。

背筋を伸ばすことで肺が広がり、気道の領域も確保され、呼吸がスムーズになります。

口呼吸より鼻呼吸

呼吸についてもう1つ確認しておきたいのは、口呼吸と鼻呼吸です。

同じ呼吸でも、似て非なるものと考えてください。

日頃から口呼吸になっているなら改善が必要です。

口呼吸はきちんと横隔膜が使われないため、呼吸が浅くなります。

隠れ酸欠になっている人の多くは、口呼吸の傾向が見られます。

心がけたいのは「鼻呼吸」です。

鼻呼吸を心がけると、きちんと横隔膜が使われるため、しっかり肺が広がって呼吸の質がよくなります。

脳に酸素が行き渡って脳のパフォーマンスが向上するため、冷静な思考が実現されます。

常に冷静でいるためには、口呼吸より鼻呼吸を心がけましょう。

同じ呼吸でも、口でするか鼻でするかで、健康や脳のパフォーマンスに違いが生まれるのです。

冷静な人になる方法(11)
  • 呼吸に意識を向ける機会を増やし、なるべく質の高い呼吸を心がける。
  • 口呼吸より鼻呼吸を心がける。
目標を「2段階」に分けると、精神衛生が向上する。

冷静な人になる30の方法

  1. 自分の中に「感情メーター」を持つ。
  2. 落ち着いた環境は、常に冷静でいるために必要な要素。
  3. 常に冷静でいるためには、掃除と整理整頓の習慣が大切。
  4. 冷静になるとは、心をなくしていくことではない。
    感情のコントロールを高めることをいう。
  5. 感情的になりそうなポイントを避ければ、心の平和が保たれる。
  6. 「ケセラセラの精神」を持てば、常に冷静でいられる。
    合言葉は「なるようになるさ」。
  7. できるだけ暗い時間帯は避け、明るい時間帯を大切にしよう。
    日光を味方につけることが、冷静の鍵。
  8. 冷静な人の悪口を言ってはいけない。
  9. 「冷静な私=かっこいい」というイメージを心に刻み込んでおく。
  10. 相手の立場に立って考える習慣があると、常に冷静でいられる。
  11. 呼吸が不安定だと、感情も不安定になる。
    呼吸が安定すると、感情も安定する。
  12. 目標を「2段階」に分けると、精神衛生が向上する。
  13. 小まめなお手洗いは、冷静の維持につながる習慣。
  14. 落ち着きを取り戻す方法を知っているだけで、心の動揺に強くなる。
  15. 感情に振り回されそうになったときは「1人の静かな時間」を作る。
  16. 動揺していても、表向きは冷静なふりをする。
    完全になりきって演技すれば、本当にそうなる。
  17. どれだけ万全であろうと、100パーセント成功する保証はない。
    万一の事態を想定しておく。
  18. 常に冷静な人は、持ち物が少ない。
  19. 常に冷静な人の真似をすると、常に冷静になれる。
  20. 常に冷静でいるためには、日頃から落ち着いた所作を心がける。
  21. 挑発には乗らない。
    あおられても気にしない。
    喧嘩を売られても買わない。
  22. 知識や経験が幅広く身についていると、冷静につながる。
  23. ストレスをためないようにしておくことで、常に冷静でいられる。
  24. 悩み事を1人で抱え込まない。
    人に意見を聞いてみると、冷静になれる。
  25. ネガティブ思考だから、感情が安定しない。
    ポジティブ思考になれば、感情が安定する。
  26. カルシウムは、興奮のブレーキ物質。
    常に冷静でいるためには、十分なカルシウムを摂取しておこう。
  27. 「常に冷静」を意識することで、心の安定性が高まる。
    声に出して言うと、冷静を徹底する決意が固まる。
  28. 「キレたら負け」を意識する。
    大人がキレることほど見苦しいことはない。
  29. 常に冷静でいるためには、温度と湿度にも注意を向けたい。
  30. なかなか冷静な人になれなくても落ち込まない。
    未来のあなたは、冷静な人に生まれ変わっている。

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