テンションの低い人は、人の幸せを憎みます。
「知り合いが新しい交際を始めた」
「友人が結婚することになった」
「スポーツ選手が快挙を成し遂げた」
めでたいニュースを聞くと「悔しい」「腹が立つ」「なぜあの人なのか」と、いらいらします。
人の幸せを憎むと、心に憎悪の感情が生まれ、気分が沈みます。
自然と表情も悪くなり、老けて見られやすくなる。
ネガティブな感情は、体を動かさなくても、感じているだけで疲れます。
気分が悪くなって、テンションも下がるのです。
テンションが高い人は、人の幸せを一緒に喜ぶのが特徴です。
知り合いが新しい交際を始めた話を聞いても「いいね。羨ましい」と、笑顔になります。
友人が結婚することになった吉報に接しても「おめでとう。私も嬉しい!」と一緒に喜びます。
スポーツ選手が快挙を成し遂げた話を聞いても「すごい。私もやる気が出てきた」と一緒に興奮します。
一緒に喜ぶと何がいいかというと、感動や喜びを共有できる点です。
本来なら自分が経験しなければ得られなかった喜びの感情を、一緒にわかち合えます。
当事者でなくても、当事者であるかのような感動が得られるので、テンションも高くなります。
自分には関係ないと思うかもしれませんが、冷めた受け止め方ではつまらない。
人の幸せを自分の出来事のように喜ぶと、興奮や感動ができる体験が得られます。
受け止め方を工夫すれば、話を聞くだけで幸せな気分になれます。