あなたにとって人生は苦しいことばかりですか。
それとも楽しいことばかりですか。
シンプルな質問ですが、心の奥を探る質問でもあります。
人生への基本的な姿勢が反映されやすいからです。
テンションが低い人は「人生は、とにかく大変なことばかり」と思っています。
人生とは困難の連続であり、多くの山を乗り越えなければならないと思っています。
1つの山を乗り越えれば、また次の山が現れる。
時には谷もあって、飛び越えなければいけない。
「人生とは消耗戦」というイメージを持っている。
もちろん大変なことが多いのは事実ですが、ありのまま受け止めて終わりです。
それ以上の工夫も努力もありません。
そのため、困難があるたびに「苦しくてつらい」「勘弁してほしい」と思って、どんどんテンションが下がっていくのです。
一方、テンションが高い人は考え方が逆です。
「人生は、大変なこともあるから楽しい」と思っています。
勉強が苦しくても、その分だけ教養が身につくので「面白い」と感じます。
人付き合いで悩んでも、その分だけ新しい価値観を学べるので「勉強になる」と思います。
仕事が大変であっても、その分だけ成長につながるので「有意義」と感じます。
人生のあらゆる困難を前向きに受け止めるため「人生は楽しいことで満ちている」と感じています。
「人生は、大変なこともあるから楽しい」と思うから、特別いいことがなくても、将来への期待が膨らみます。
テンションも上がりやすく、いつも元気なのです。