いつ仕事に集中し始めるのか。
集中をするタイミングによって、テンションにも差が出ます。
テンションが低い人は、昼から集中しようとします。
寝起き直後は眠気が残っているので「眠いのは仕方ない」と諦め、午前はまったりしながら仕事をします。
午後になってから調子を上げようと思う。
ところが実際、なかなか思うようにエンジンがかかりません。
それどころか午後には、再び眠くなる。
午前中にエンジンをかけることに失敗したので、惰性の余韻が残り、午後にもだらだらした時間が過ぎる。
ようやくエンジンがかかり、集中できそうになったときには、もう夕方になっている。
そして残業に突入します。
テンションが高い人は、朝から集中しようとします。
しっかり朝食を食べ、コーヒーを飲み、眠気を吹き飛ばす。
気合を入れて、できるだけ早く集中のスイッチを入れようとします。
十分な睡眠を取っているので、心も体も調子がよく、気合も集中力も発揮しやすい状態です。
おかげで午前から仕事が調子よく進みます。
正午の昼食と仮眠の後、午後にも引き続き好調が続き、絶好調になるのです。
大切なのは、仕事をした時間の長さではありません。
集中をした時間の長さです。
集中している時間を増やすことが、生産性とテンションを上げるコツです。