執筆者:水口貴博

履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

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アルバイトの経験談は、目立ちにくい。

アルバイトの経験談は、目立ちにくい。 | 履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

自己PRでは、学びにつながった経験談を通してアピールすることが大切です。

その経験談の1つとしてよく挙げられるのは、アルバイトです。

コンビニ、居酒屋、カフェ、レストラン、スーパーマーケット、ショップの販売員。

もちろんアルバイトの経験談も、重要なアピールにつながるでしょう。

ただし、アルバイトの経験談をするなら、注意点があります。

「○○のアルバイトをしたことがあります」という普通のアピールは、聞き流されやすいという点です。

実際のところ、アルバイトの経験談は目立ちにくいと考えるのが妥当です。

もはやアルバイトは、珍しい経験ではありません。

アルバイトの求人は町にあふれています。

熱意と意欲さえあれば、誰でも経験できると考えていいでしょう。

必死に頑張ったことをアピールしても、そもそも頑張るのは当たり前。

アルバイトの経験談だけでは、採用担当者の印象に残りにくいのです。

では、アルバイトの経験談は禁止かというと、そうではありません。

アルバイトの経験談を話すなら、表現の仕方がポイントです。

アルバイトで得たことが、企業にどう貢献できるかをアピールすることがポイントです。

たとえば、接客業なら「常連客の名前を覚えるのが得意」という点を強調して、接客の即戦力をアピールします。

流通のアルバイトなら「販売のノウハウ」などを、具体的に紹介するといいでしょう。

責任者やリーダーなど、高い地位に就いた経験があれば、部下の育て方で実際に取り組んだ例を話すのはいかがでしょうか。

アルバイトの経験談をするなら、企業の貢献に結びつけた紹介の仕方をしましょう。

履歴書の自己PRで注意したい書き方(13)
  • アルバイトの経験談を話すときは、企業の貢献に結びつけて表現する。
アルバイトに励んでいたことをアピールするときの注意点。

履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

  1. 自己PRは、自己紹介の一種。
  2. どんな経験が、自己PRのネタとして使えるか。
  3. 自己PRは、抽象的な言葉より、証明できる実績。
  4. 1行目に結論。
  5. キャッチフレーズのある自己PRは、心を動かす。
  6. なぜ、学んだ事実を伝えるだけでは、不十分なのか。
  7. 皆勤賞は、強力なアピールになる。
  8. 自己PRは、量より質。
  9. 自己PRは、あくまで仕事に生かせるものであること。
  10. 自己PRに、高校時代や中学時代の話を出していいのか。
  11. 自己PRは、自慢なのか。
  12. 「これなら誰にも負けない」という長所なら、1つでも十分。
  13. アルバイトの経験談は、目立ちにくい。
  14. アルバイトに励んでいたことをアピールするときの注意点。
  15. 残念ながら、ビジネスにおいて「控えめ」は、長所にならない。
  16. 3年以上続けているなら、平凡なことでも、実績の1つ。
  17. 自信と謙虚の理想的なバランスは、4対1。
  18. 大学時代に大きな結果を残せていないとき、自己PRはどう書くか。
  19. なぜ自己PRに、格言を含めてはいけないのか。
  20. 目標やビジョンのある自己PRは、より印象深くなる。
  21. 「具体的になっているか」だけでなく「抽象的ではないか」でも、考えたい。
  22. 体験談の目安は、自己PR全体の3割程度。
  23. 技能だけが自己PRではない。
    こだわり・信念・哲学も、立派な自己PR。
  24. 自己PRの説得力を上げるポイントは、他者からの評価。
  25. 描写できない自己PRは、印象にも残らない。
  26. 説得力を上げるコツは、2面性。
  27. 応募書類に自分のブログのURLを記載し、アピールしてもよいのか。
  28. 自己PRや志望動機が、履歴書と口頭で異なるのは、許されるか。
  29. 自己PRは完成して終わりではない。
    詳しく聞かれる準備もしておくこと。
  30. 好感が得られやすい自己PRの基本構成。

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