執筆者:水口貴博

集団面接の30のマナー

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面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。

面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。 | 集団面接の30のマナー

集団面接で複数人なのは、応募者だけとは限りません。

集団面接ともなれば、面接官も、複数人で対応するのが一般的です。

2名や3名、あるいはそれ以上の場合もあります。

応募者の数が多ければ、確認すべき点も増えるため、面接官も複数人で対応することが多いのです。

さて、面接官が複数人の場合、迷うことがあります。

「どの面接官に向かって話せばいいのか」という点です。

まず気をつけたいのは、1人の面接官だけに向かって話をすることです。

質問した面接官に向かって話をしがちですが、あまりいいことではありません。

ほかの面接官は「無視されている」と感じ、不快感を抱くことがあるでしょう。

この場合、すべての面接官に顔を合わせながら答えるのが正解です。

それぞれの面接官の顔を見ながら答えたほうが、コミュニケーション能力をアピールでき、好印象です。

では、見る人を変えるタイミングですが、大きく2つのタイプがあります。

  1. 一定時間で、見る人を変える
  1. 話の区切りごとに、見る人を変える

どちらでもかまいませんが、より好印象なのは、2番目の「話の区切りごと」です。

面接官を見るときは、きちんと目を見て話すことも意識しましょう。

集団面接のマナー(15)
  • 面接官が複数の場合は、それぞれの顔を見ながら答える。
話そうとした内容を、先に言われたときの対処。

集団面接の30のマナー

  1. なぜ、集団面接が行われるのか。
  2. 自分の出番は実質10分。
    あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。
  3. 集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。
  4. 集団面接は、競走ではない。
    大切なのは、ライバル意識より仲間意識。
  5. ほかの応募者を無視するのは、よくない。
  6. ほかの応募者から話しかけられても、気を緩めない。
  7. 集団面接は、強気で挑むことが大切。
  8. 周りのマナー違反に、流されるな。
  9. 席順に、有利・不利は関係するか。
  10. ほかの応募者は、手本であり、反面教師。
  11. 「やや大きめ」という声の目安は、個人面接と集団面接で少し異なる。
  12. 意地の張り合いをしても、自分を見失うだけ。
  13. 他人が発表しているときは、話を聞かなくていいのか。
  14. 質問に長々と答える人がいる。
    自分も長々と答えたほうがいいのか。
  15. 面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。
  16. 話そうとした内容を、先に言われたときの対処。
  17. 余裕があれば、異なる意見も準備しておくと安心。
  18. 秩序を乱す言動は、控えるのが賢明。
  19. 自分より立派な回答を聞いても、萎縮する必要はない。
  20. 「人は人。
    自分は自分」と割り切ることが大切。
  21. 挙手を求められたときにするべきことは1つ。
    真っ先に手を挙げること。
  22. 私たちに足りないのは、聞く練習。
  23. 他人の失敗を笑うのも、悪い態度の1つ。
  24. ほかの人の発言中は、勝手な発言をしない。
  25. 面接官や応募者を、凝視しない。
  26. 他人の意見の否定をしても、自分の印象が下がるだけ。
  27. 自分だけ質問回数が少ないのは、見込みがないからなのか。
  28. いつも集団面接で落とされるなら、基本に問題があると思っていい。
  29. 大学の授業は、集団面接の練習にうってつけ。
  30. まれにある、抜き打ちの集団面接。

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