執筆者:水口貴博

集団面接の30のマナー

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集団面接は、競走ではない。大切なのは、ライバル意識より仲間意識。

集団面接は、競走ではない。大切なのは、ライバル意識より仲間意識。 | 集団面接の30のマナー

集団で面接を受けるとき、一緒にいる応募者を、どう思うかです。

採用枠は限られています。

その限られた採用枠をほかの応募者と争いますから、競走のように感じる人もいるでしょう。

しかし、やはりライバル意識を抱くのは、よくありません。

ライバル意識を抱くと、周りを敵に囲まれているような感覚になり、緊張感が増すでしょう。

疲れやすくなり、表情も悪くなり、自分にとって不利です。

また、ほかの応募者をにらみつけたり圧力をかけたりなど、露骨に敵対心を出す様子は、面接官にも伝わります。

明らかにライバル意識を抱く様子は、面接官から見ても、やはり印象がよくありません。

とげとげしい印象の人は、減点の対象になります。

ライバル意識をむき出しにすればするほど、自分が不利になるのです。

集団面接は、競走ではありません。

大切なのは、ライバル意識より、仲間意識です。

同席している応募者たちは、同じ企業に志願する仲間です。

同じ企業を目指し、同じ気持ちを抱き、同じ場に居合わせています。

緊張感が和らぐだけでなく、自信も出てくるでしょう。

応募者を仲間と考えるほうが、自分にとって有利な状況になるのです。

その場にいる応募者全員が採用される様子を想像しながら、面接を受けましょう。

自然と態度も表情もよくなるはずです。

考え方によって、余裕も生まれるのです。

集団面接のマナー(4)
  • ほかの応募者は、仲間だと考える。
ほかの応募者を無視するのは、よくない。

集団面接の30のマナー

  1. なぜ、集団面接が行われるのか。
  2. 自分の出番は実質10分。
    あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。
  3. 集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。
  4. 集団面接は、競走ではない。
    大切なのは、ライバル意識より仲間意識。
  5. ほかの応募者を無視するのは、よくない。
  6. ほかの応募者から話しかけられても、気を緩めない。
  7. 集団面接は、強気で挑むことが大切。
  8. 周りのマナー違反に、流されるな。
  9. 席順に、有利・不利は関係するか。
  10. ほかの応募者は、手本であり、反面教師。
  11. 「やや大きめ」という声の目安は、個人面接と集団面接で少し異なる。
  12. 意地の張り合いをしても、自分を見失うだけ。
  13. 他人が発表しているときは、話を聞かなくていいのか。
  14. 質問に長々と答える人がいる。
    自分も長々と答えたほうがいいのか。
  15. 面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。
  16. 話そうとした内容を、先に言われたときの対処。
  17. 余裕があれば、異なる意見も準備しておくと安心。
  18. 秩序を乱す言動は、控えるのが賢明。
  19. 自分より立派な回答を聞いても、萎縮する必要はない。
  20. 「人は人。
    自分は自分」と割り切ることが大切。
  21. 挙手を求められたときにするべきことは1つ。
    真っ先に手を挙げること。
  22. 私たちに足りないのは、聞く練習。
  23. 他人の失敗を笑うのも、悪い態度の1つ。
  24. ほかの人の発言中は、勝手な発言をしない。
  25. 面接官や応募者を、凝視しない。
  26. 他人の意見の否定をしても、自分の印象が下がるだけ。
  27. 自分だけ質問回数が少ないのは、見込みがないからなのか。
  28. いつも集団面接で落とされるなら、基本に問題があると思っていい。
  29. 大学の授業は、集団面接の練習にうってつけ。
  30. まれにある、抜き打ちの集団面接。

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