言おうとしていた意見を、先に言われてしまうことがあります。
まず基本的な考え方として、他の人と意見がかぶっても、自分の意見は尊重すべきです。
たとえ意見がかぶったとしても、自分らしい補足を加えれば、きちんと独立した意見になります。
視点は同じでも、さらに掘り下げた意見を言ったほうが、印象的になるはずです。
「先ほどの方と同じ意見なのですが、私の場合~」という言い方で独自の考えを加えれば、目立てます。
しかし、補足の意見も含めて、ほかの人と完全に同じ意見という、珍しい偶然もあるはずです。
意見に付け加えることがないと、本当に「同じ意見です」という一言だけで終わってしまいます。
他の人の意見をなぞったような印象が出て、採用担当者の記憶にも残りづらくなります。
こうした不都合を防ぐため、余裕があれば、異なる意見も用意しておくと安心です。
完全に同じ意見でかぶるくらいなら、時にはあえて意見をずらしたほうが、目立ちやすくなります。
瞬時に考え方を切り替えるスピードが要求されますが、余裕があるときの対応として、心がけておくといいでしょう。