集団面接では、それぞれの応募者が、順に自己紹介をします。
自己紹介は、まず大学名から始まるのが一般的です。
「○○大学○○学部の○○と申します」
このとき、自分より高学歴であるとわかれば、急に萎縮してしまうことでしょう。
つい、上下を気にしてしまうのが人間です。
ほかの応募者が自分より学歴が上とわかれば、自分が追い込まれているように感じる人も多いでしょう。
しかし、ここなのです。
高学歴だからとはいえ、採用されるとは限りません。
逆に、低学歴だからとはいえ、不採用とは限りません。
学歴を基準に採用するなら、わざわざ低学歴の人を面接に呼ばないはずです。
学歴が低くても面接に呼ばれているのは、やはり面接官から期待されているからなのです。
自分の学歴に劣等感を抱くことはありません。
相手の事情は気にしないことです。
他の応募者がどれだけ高学歴でも、自分のペースを乱さず、自分らしく振る舞いましょう。
面接官の期待に応えられるよう、常識と礼儀のある態度を見せましょう。
面接官は、あなたに期待しているのです。
「人は人。自分は自分」と割り切ることが大切なのです。