執筆者:水口貴博

集団面接の30のマナー

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自分の出番は実質10分。あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。

自分の出番は実質10分。あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。 | 集団面接の30のマナー

集団面接では、話す時間より聞く時間のほうが圧倒的です。

出席する応募者の数が多ければ多いほど、話す時間は少なくなります。

たとえば、4人の応募者を、1時間の面接で対応するとします。

単純に60分を4人で割れば、1人につき15分です。

ただし、面接官の話も加わるため、実際はもう少し短くなるでしょう。

およそ10分と考えるのが、現実的な数字です。

つまり、集団面接とはいえ、自分の出番は、実質10分なのです。

たった10分で、自己PRや志望動機など、自分をうまく表現しなければいけません。

あなたは10分で、自分をうまく表現できるでしょうか。

長いように感じますが、実際は一瞬です。

これまでの人生を、たった10分に凝縮して表現するのは、しっかりした準備が必要でしょう。

自己PRや志望動機など、不要なところは大胆に省略して、大切な部分だけ強調する話し方が求められます。

自分を10分で表現するつもりになり、話し方や内容を十分準備しておきましょう。

集団面接のマナー(2)
  • 10分で、自分をうまく表現する練習をする。
集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。

集団面接の30のマナー

  1. なぜ、集団面接が行われるのか。
  2. 自分の出番は実質10分。
    あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。
  3. 集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。
  4. 集団面接は、競走ではない。
    大切なのは、ライバル意識より仲間意識。
  5. ほかの応募者を無視するのは、よくない。
  6. ほかの応募者から話しかけられても、気を緩めない。
  7. 集団面接は、強気で挑むことが大切。
  8. 周りのマナー違反に、流されるな。
  9. 席順に、有利・不利は関係するか。
  10. ほかの応募者は、手本であり、反面教師。
  11. 「やや大きめ」という声の目安は、個人面接と集団面接で少し異なる。
  12. 意地の張り合いをしても、自分を見失うだけ。
  13. 他人が発表しているときは、話を聞かなくていいのか。
  14. 質問に長々と答える人がいる。
    自分も長々と答えたほうがいいのか。
  15. 面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。
  16. 話そうとした内容を、先に言われたときの対処。
  17. 余裕があれば、異なる意見も準備しておくと安心。
  18. 秩序を乱す言動は、控えるのが賢明。
  19. 自分より立派な回答を聞いても、萎縮する必要はない。
  20. 「人は人。
    自分は自分」と割り切ることが大切。
  21. 挙手を求められたときにするべきことは1つ。
    真っ先に手を挙げること。
  22. 私たちに足りないのは、聞く練習。
  23. 他人の失敗を笑うのも、悪い態度の1つ。
  24. ほかの人の発言中は、勝手な発言をしない。
  25. 面接官や応募者を、凝視しない。
  26. 他人の意見の否定をしても、自分の印象が下がるだけ。
  27. 自分だけ質問回数が少ないのは、見込みがないからなのか。
  28. いつも集団面接で落とされるなら、基本に問題があると思っていい。
  29. 大学の授業は、集団面接の練習にうってつけ。
  30. まれにある、抜き打ちの集団面接。

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