集団面接では、話す時間より聞く時間のほうが圧倒的です。
出席する応募者の数が多ければ多いほど、話す時間は少なくなります。
たとえば、4人の応募者を、1時間の面接で対応するとします。
単純に60分を4人で割れば、1人につき15分です。
ただし、面接官の話も加わるため、実際はもう少し短くなるでしょう。
およそ10分と考えるのが、現実的な数字です。
つまり、集団面接とはいえ、自分の出番は、実質10分なのです。
たった10分で、自己PRや志望動機など、自分をうまく表現しなければいけません。
あなたは10分で、自分をうまく表現できるでしょうか。
長いように感じますが、実際は一瞬です。
これまでの人生を、たった10分に凝縮して表現するのは、しっかりした準備が必要でしょう。
自己PRや志望動機など、不要なところは大胆に省略して、大切な部分だけ強調する話し方が求められます。
自分を10分で表現するつもりになり、話し方や内容を十分準備しておきましょう。