執筆者:水口貴博

集団面接の30のマナー

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挙手を求められたときにするべきことは1つ。真っ先に手を挙げること。

挙手を求められたときにするべきことは1つ。真っ先に手を挙げること。 | 集団面接の30のマナー

「何か、意見のある人はいませんか」

集団面接で挙手を求められると、一瞬沈黙になるでしょう。

応募者同士が様子をうかがいながら、しばらくして誰かが手を挙げる状況が多いのではないでしょうか。

このときがチャンスです。

集団面接で挙手を求められたときに、するべきことは1つ。

真っ先に手を挙げましょう。

面接では本来、即答より内容を重視すべきですが、集団面接では例外です。

問われたら、すぐ挙手です。

最初に手を挙げる人は、やはり印象的です。

学校の新学期が始まったとき、最初に手を挙げた生徒は、先生に名前をすぐ覚えてもらえる状況と同じです。

一瞬でも、強いインパクトがあり、長く覚えてもらえます。

集団面接でも、同じです。

最初に手を挙げた人が印象的であり、好印象です。

誰よりも早く手を挙げることで、熱意やスピードのアピールができます。

話す内容は、平凡でもかまいません。

何を話すのかは、手を挙げながら考えるくらいでいいのです。

話の内容は陳腐でも、真っ先に挙手をした時点で、採用担当者は一定の評価をしてくれるでしょう。

自分をアピールするために秩序を乱すのはいけませんが、こういうところでアピールするのは、OKです。

集団面接のマナー(21)
  • 挙手を求められたら、真っ先に手を挙げる。
私たちに足りないのは、聞く練習。

集団面接の30のマナー

  1. なぜ、集団面接が行われるのか。
  2. 自分の出番は実質10分。
    あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。
  3. 集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。
  4. 集団面接は、競走ではない。
    大切なのは、ライバル意識より仲間意識。
  5. ほかの応募者を無視するのは、よくない。
  6. ほかの応募者から話しかけられても、気を緩めない。
  7. 集団面接は、強気で挑むことが大切。
  8. 周りのマナー違反に、流されるな。
  9. 席順に、有利・不利は関係するか。
  10. ほかの応募者は、手本であり、反面教師。
  11. 「やや大きめ」という声の目安は、個人面接と集団面接で少し異なる。
  12. 意地の張り合いをしても、自分を見失うだけ。
  13. 他人が発表しているときは、話を聞かなくていいのか。
  14. 質問に長々と答える人がいる。
    自分も長々と答えたほうがいいのか。
  15. 面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。
  16. 話そうとした内容を、先に言われたときの対処。
  17. 余裕があれば、異なる意見も準備しておくと安心。
  18. 秩序を乱す言動は、控えるのが賢明。
  19. 自分より立派な回答を聞いても、萎縮する必要はない。
  20. 「人は人。
    自分は自分」と割り切ることが大切。
  21. 挙手を求められたときにするべきことは1つ。
    真っ先に手を挙げること。
  22. 私たちに足りないのは、聞く練習。
  23. 他人の失敗を笑うのも、悪い態度の1つ。
  24. ほかの人の発言中は、勝手な発言をしない。
  25. 面接官や応募者を、凝視しない。
  26. 他人の意見の否定をしても、自分の印象が下がるだけ。
  27. 自分だけ質問回数が少ないのは、見込みがないからなのか。
  28. いつも集団面接で落とされるなら、基本に問題があると思っていい。
  29. 大学の授業は、集団面接の練習にうってつけ。
  30. まれにある、抜き打ちの集団面接。

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