「何か、意見のある人はいませんか」
集団面接で挙手を求められると、一瞬沈黙になるでしょう。
応募者同士が様子をうかがいながら、しばらくして誰かが手を挙げる状況が多いのではないでしょうか。
このときがチャンスです。
集団面接で挙手を求められたときに、するべきことは1つ。
真っ先に手を挙げましょう。
面接では本来、即答より内容を重視すべきですが、集団面接では例外です。
問われたら、すぐ挙手です。
最初に手を挙げる人は、やはり印象的です。
学校の新学期が始まったとき、最初に手を挙げた生徒は、先生に名前をすぐ覚えてもらえる状況と同じです。
一瞬でも、強いインパクトがあり、長く覚えてもらえます。
集団面接でも、同じです。
最初に手を挙げた人が印象的であり、好印象です。
誰よりも早く手を挙げることで、熱意やスピードのアピールができます。
話す内容は、平凡でもかまいません。
何を話すのかは、手を挙げながら考えるくらいでいいのです。
話の内容は陳腐でも、真っ先に挙手をした時点で、採用担当者は一定の評価をしてくれるでしょう。
自分をアピールするために秩序を乱すのはいけませんが、こういうところでアピールするのは、OKです。