体の中で、調子の悪いところはありませんか。
80代にもなれば、体の不調も、ひどくなり始める時期です。
しかし、不調を隠すのは、よくありません。
不調があれば、正直に訴えるようにしましょう。
「家族や医者に手間がかかり、申し訳ない」と思う必要はありません。
家族や医者も、やはりあなたのことを「助けたい」と思っています。
長生きしてもらいたいと思っています。
にもかかわらず、本人が体調を隠していると、何をどうしていいのかわかりません。
自分のためにも家族のためにも、感じたことは隠さず、正直に訴えましょう。
不調に応じた解決策を、家族や医師が考えて、協力してくれます。
「歩きにくい」と言えば、杖をプレゼントしてくれるでしょう。
「足腰が弱って、廊下が歩きにくい」と言えば、手すりを作ってくれるかもしれません。
「見えにくい」と言えば、老メガネです。
「声が聞こえにくい」と言えば、補聴器です。
おなかに痛みがあれば、すぐ検査してもらえます。
不調をスムーズに解決するためにも、まず自分が正直に訴えることが大切です。
自分一人で抱え込まず、少しでも気がかりがあれば、きちんと正直に訴えましょう。