執筆者:水口貴博

可能性を広げる「勉強」のすすめ

19

学問の究極は「キーワード」になる。

学問の究極は「キーワード」になる。 | 可能性を広げる「勉強」のすすめ

学問は奥が深いです。

それは井戸のようです。

上から見ると表面積は同じなのに、横から見ると深さがある。

この深さは、底なしです。

どんどん深くなります。

学問をすればするほどたくさん学ぶことがあることがわかり、知らないことや知りたいことが増えます。

しかし、いくらたくさんあっても、学問の究極は一言の「キーワード」になります。

その1つのキーワードは、多くの意味を含んだ圧縮語です。

余計な意味をそぎ落とし、本質だけを突いた一言。

その1つに、すべてをぎゅっと圧縮しています。

私の父には、ある口癖があります。

「まあ」とよく言います。

父の苦労は、本にすればすごい量になるでしょう。

それを一つ一つ、私に諭すわけにはいきません。

時間がかかりすぎて、お互いの人生が終わります。

父の苦労した経験を生かし、息子にアドバイスをします。

父の成功哲学を、私に言います。

それはたった一言の「キーワード」に圧縮しています。

父は、将来の進路に頭を抱えている私を見て言います。

「まあ、貴博のことだから、大丈夫だろう」

この「まあ」が大切です。

父の今まで人生の学問が「まあ」の一言に圧縮されています。

父が今まで苦労を重ね、人生が終わったと思うようなトラブルがあっても「まあ、何とかなる」という教えを説いている。

私は、父のこの成功哲学を幼いころから知らない間に潜在意識として叩き込まれてきました。

その影響で、私の人生の要所には、父と同じ口癖になっています。

「まあ、何とかなるでしょう」

これが、私の口癖です。

学問の究極は、たった一言のキーワードになるのです。

可能性を広げる「勉強」のすすめ(19)
  • 一言の「キーワード」に圧縮する。
「キーワード」は、無限に解凍できる。

可能性を広げる「勉強」のすすめ

  1. 学問は「学び」を「問う」と書く。
  2. 「学問を楽しむ」とは「幸せを楽しむ」という意味。
  3. 気づけばやっていることが、本当に好きなこと。
  4. 好きなことを学ぶことは「幸せ」になるということ。
  5. たとえ遊びでも、学べるなら、立派な学問。
  6. 「好き」を途中で止めない。
    「好き」を突き詰めるのだ。
  7. 「学ぶ」と「問う」両方あれば、何でも学問になる。
  8. 「学ぶ」と「問う」に必要なのは、本、人、経験。
  9. 「壁に当たったら、気持ちいい」それが学問の面白さ。
  10. 借金は好きなことには許される。
  11. 無駄な回り道をすることが、近道になる。
  12. 学校の勉強は、暗記。
    社会の学問は、気づき。
  13. メモをしながら話を聞くと、学問できる。
  14. 学問をすると、みんなと違う個性を持てる。
    社会では「みんなと違う人」を求めている。
  15. 感動するためには、学問が必要だ。
  16. いろいろなことに感動する人は、いろいろな刺激の受け皿を持っている。
  17. 好きなことを学問をするということは、幸せを学問をするということ。
  18. 学問しすぎると、悪口を言われるようになる。
    悪口を言われるくらい学問しよう。
  19. 学問の究極は「キーワード」になる。
  20. 「キーワード」は、無限に解凍できる。
  21. 1つの学問を突き詰めた共通点は、すべての学問に共通する。
  22. 学ぶより教えるときに、本当に身につく。
  23. 書くこととは、教えること。
    教えることとは、書くこと。
  24. 書く行為と考える行為が同時に起こる。
    書くから考えることができる。
  25. 謙虚な人ほど学問ができる。
  26. 学問とは、終わりのない娯楽だ。
  27. もっと積極的に、アウトプットを意識する。
  28. 好きな学問を突き詰めると、いつか、人の役に立つときがやってくる。
  29. 試して身につけることで「学問」は「道具」になる。
  30. 好きな学問を突き詰めると、幸せのための魔法となる。

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