執筆者:水口貴博

可能性を広げる「勉強」のすすめ

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無駄な回り道をすることが、近道になる。

無駄な回り道をすることが、近道になる。 | 可能性を広げる「勉強」のすすめ

学問では、無駄な回り道をたくさんすることが大切です。

無駄な回り道に見えても、実はそれは近道になるのです。

逆に、近道が一番の回り道になります。

これは学問だけでなく、人生のあらゆることに通じます。

私は、日本の大学には行っていません。

代わりに留学をしました。

私には、留学が大きな学問になります。

浪人してからの留学ですから、一見、遠回りのような感じがします。

日本のほうが大学は簡単だし、お金も留学ほどかからないし、食べ物にも困ることがありません。

早く就職できて、早く人生が安定できそうな道は、日本コースです。

しかし、実際には、どちらの道でもいいのです。

本人のしっかりした志があれば、何でも正解になります。

早く就職することが目標なら、たしかに留学は回り道になります。

しかし、私は回り道をした留学経験で、人生の近道になっています。

回り道のほうが、経験量が増えるからです。

それに経験したことが、日本ではできない経験なだけになおさら貴重です。

留学という回り道が、近道になったのです。

学問をするときには、一番をあまり考えすぎないことです。

いろいろ無駄なようなことでも「学ぶ」と「問う」ができていれば、しっかり成長できています。

学校の勉強では、3歩前に進んで3歩後ろに下がれば、0になります。

元の位置に戻り、1歩も進んでいないことになります。

しかし、学問では、無駄にはなりません。

学問では、3歩進んで3歩下がったら、6歩の前進になるのです。

それは経験量ということです。

失敗でも「失敗という経験」ができれば、今後のための立派なデータになります。

成功も大切です。

しかし、失敗はさらに大切なのです。

学問には、1つもの無駄もありません。

行動すれば、行動した分経験ができます。

正直な世界です。

それが学問です。

回り道をすることが、近道になるのです。

可能性を広げる「勉強」のすすめ(11)
  • 人生の回り道をする。
学校の勉強は、暗記。
社会の学問は、気づき。

可能性を広げる「勉強」のすすめ

  1. 学問は「学び」を「問う」と書く。
  2. 「学問を楽しむ」とは「幸せを楽しむ」という意味。
  3. 気づけばやっていることが、本当に好きなこと。
  4. 好きなことを学ぶことは「幸せ」になるということ。
  5. たとえ遊びでも、学べるなら、立派な学問。
  6. 「好き」を途中で止めない。
    「好き」を突き詰めるのだ。
  7. 「学ぶ」と「問う」両方あれば、何でも学問になる。
  8. 「学ぶ」と「問う」に必要なのは、本、人、経験。
  9. 「壁に当たったら、気持ちいい」それが学問の面白さ。
  10. 借金は好きなことには許される。
  11. 無駄な回り道をすることが、近道になる。
  12. 学校の勉強は、暗記。
    社会の学問は、気づき。
  13. メモをしながら話を聞くと、学問できる。
  14. 学問をすると、みんなと違う個性を持てる。
    社会では「みんなと違う人」を求めている。
  15. 感動するためには、学問が必要だ。
  16. いろいろなことに感動する人は、いろいろな刺激の受け皿を持っている。
  17. 好きなことを学問をするということは、幸せを学問をするということ。
  18. 学問しすぎると、悪口を言われるようになる。
    悪口を言われるくらい学問しよう。
  19. 学問の究極は「キーワード」になる。
  20. 「キーワード」は、無限に解凍できる。
  21. 1つの学問を突き詰めた共通点は、すべての学問に共通する。
  22. 学ぶより教えるときに、本当に身につく。
  23. 書くこととは、教えること。
    教えることとは、書くこと。
  24. 書く行為と考える行為が同時に起こる。
    書くから考えることができる。
  25. 謙虚な人ほど学問ができる。
  26. 学問とは、終わりのない娯楽だ。
  27. もっと積極的に、アウトプットを意識する。
  28. 好きな学問を突き詰めると、いつか、人の役に立つときがやってくる。
  29. 試して身につけることで「学問」は「道具」になる。
  30. 好きな学問を突き詰めると、幸せのための魔法となる。

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