どうやって自分の「好き」の分野で具体的に「学ぶ」と「問う」を行うのかというと「本、人、経験」からです。
「本、人、経験」から「学ぶ」と「問う」を行います。
私は23歳のとき、アメリカのシアトルへ旅行をしてきました。
旅行のために買った本では「シアトルは降水量が多い」と書いてあります。(本、学ぶ)
私の友人にシアトルに行ったことのある人がいましたから、本当に雨が多いのかと尋ねてみました。(人、問う)
「いつも雨が降っているよ。特にこの時期は降りっぱなしだろうね」と答えが返ってきました。(人、学ぶ)
実際にシアトルに着きました。(経験)
話のとおり、外では雨が降っています。(経験、学ぶ)
シアトルでは4日間の滞在です。(経験)
結局4日間すべて、雨でした。(経験、学ぶ)
本で調べてみました。(本、問う)
本には「年間の降水量が多いのは、海岸に面しているから」と理由が書かれています。(本、学ぶ)
シアトル旅行を終えました。
私は好きな旅行を通じて「本、人、経験」から「学ぶ」と「問う」ができました。
私は好きなことができたから、それだけでも満足です。
雨が降っているかどうかは関係ありません。
大切なことは、好きなことができたかどうかです。
好きなことで「学ぶ」と「問う」ができたかどうかです。
「本、人、経験」で「学ぶ」と「問う」ができた。
ここがポイントなのです。
私は好きな旅行を突き詰めることで、学問をすることができたのです。