執筆者:水口貴博

さりげなく美人に見えてくる30のメイク法則

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専門用語を使うことで、化粧販売員は、本気になる。

専門用語を使うことで、化粧販売員は、本気になる。 | さりげなく美人に見えてくる30のメイク法則

私はメイクの勉強のため、化粧品売り場に行くことがあります。

最近のメイクの動向を知りたいからです。

時には、化粧販売員に質問することもあります。

「アイホールのくぼみを隠す、まぶた専用のコンシーラーを探しています」

「寝不足が多いのですが、おすすめのコントロールカラーはありますか」

「フィニッシングブラシで、おすすめのものはどれですか」

最初は「男なのになぜ?」と不思議な顔をされるのですが、しばらく経つと、面白いことが起こります。

「この人はメイクを知っている」と思われるようになり、販売員の態度が変わるのです。

この急変ぶりが面白くて、好きです。

化粧品売り場で、女性は、化粧販売員からメイクのアドバイスを受けることがあるでしょう。

本来、コミュニケーションでは、わかりやすい言葉を使うことが勧められています。

しかし、化粧品売り場でメイクの質問をするときは、特別です。

わざと、専門用語を使ってみましょう。

あらかじめ専門用語を頭に叩き込んで、質問のときに使います。

販売員に、なめられないためです。

無知を見せていると「化粧品を売りつけるには絶好のカモ」と思われます。

化粧販売員も、仕事です。

軽いアドバイスしかされず、必要もない化粧品を、いつの間にか買わされます。

私がそうであるように、専門用語を使って質問をしていると、化粧販売員の態度が急に変わります。

「生ぬるいアドバイスでは、侮辱される」

化粧販売員が、本気になる。

1歩進んだアドバイスを、考えてくれるようになります。

カラーファンデーション、コントロールカラー、補色効果、立体感。

アイホール、アイカラー、アイライン、グラデーション、フィニッシングブラシ。

それらしい専門用語を、しきりに使ってみましょう。

「黄色、桃色、灰色」という言い方より「ゴールドベージュ、シルバーピンク、シャンパンベージュ」という言い方です。

わざと垢抜けた表現を使うことで、精通しているような印象を与えられます。

各メーカーの名前や化粧品のブランド名も、積極的に使いましょう。

化粧販売員の態度が急に変わり、鋭いアドバイスを話し始めてくれます。

できるだけ専門用語を使うのが、きちんとアドバイスされるコツなのです。

さりげなく美人に見えてくるメイク法則(18)
  • わざと、専門用語を使って、質問する。
自分の眉の毛並みを、知っていますか。

さりげなく美人に見えてくる30のメイク法則

  1. 薄化粧が好きという男性の本音。
  2. 「塗ればきれいになる」という考えから、卒業する。
  3. 「他人に見られても大丈夫」という、最低限のメイクばかりになっていませんか。
  4. ポジティブになるからメイクをするのではない。
    メイクをするからポジティブになる。
  5. メイクの技術は、仕事や恋愛に生かすことができる。
  6. ほくろの場所によっては、隠すのではなく、わざと目立たせるほうがいいこともある。
  7. 光を与えるハイライトは、少し明るめがちょうどいい。
  8. ビューラーを持った手を動かすのは、失敗のもと。
  9. 品質や評判より大切なビューラー選びのポイント。
  10. アイラインを目頭から描き始めるのは、難しい。
  11. ペンシルタイプのアイラインをぼかす、最も簡単な方法。
  12. なぜ、いつの間にか厚化粧をしてしまうのか。
  13. 生理による顔色の変化に、気づいていますか。
  14. 女性の肌は、本当に忙しい。
  15. 瞳がきらきら輝く、メイクテクニック。
  16. メイクで一番印象を決めるのは、目ではなく、実は眉。
  17. 「遊び心」は、メイクを上達させるキーワード。
  18. 専門用語を使うことで、化粧販売員は、本気になる。
  19. 自分の眉の毛並みを、知っていますか。
  20. 切るか、抜くか、剃るか。
    眉毛の手入れをする2つのルール。
  21. ペンシルとパウダーの両方を使い分けると、眉はもっと美しく仕上がる。
  22. ノーズシャドーは、ブロウライナーの最後の一工夫で、実現できる。
  23. 明るいアイシャドーは、目を大きくする。
    暗いアイシャドーは、目を小さくする。
  24. モテる女性は、アイシャドーに、季節感を取り入れる。
  25. アイシャドーとネイルの統一感は、さりげなく印象アップにつながる。
  26. 2色のチークを使えば、美しさのレベルがさらに上がる。
  27. 粉っぽいメイクの悩みは、フィニッシングブラシ1本で、解決できる。
  28. リップペンシルは、口紅ではなく、唇の色に近いものを選ぶ。
  29. おでこに自信があるなら、堂々と見せるほうが、美人に見える。
  30. メイクをしない決断が必要になることもある。

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