執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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約束の時間に早すぎるのも問題。

約束の時間に早すぎるのも問題。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

約束の時間に訪問するときに気をつけておきたいことを紹介します。

もちろん遅刻をしてはいけないのはいうまでもありませんが、もう1つ逆のパターンもあります。

早すぎる訪問も、してはいけないのです。

早すぎると、相手に迷惑になることがあります。

相手はあなたの訪問するであろう時間に合わせて、準備を進めています。

約束の時間にちょうど準備が整うように、お茶を沸かしたり、掃除をしたり、部屋の準備をしたりしています。

しかし、約束の時間より大幅に早く訪問してしまうと、準備が中途半端な状態で対応しなければなりません。

相手は、さぞ、驚くことでしょう。

早すぎる訪問も、してはいけないのです。

これを知らなかった学生時代の私は、就職活動中に、ある会社へ面接時間より30分早く到着したことがあります。

後から聞いた話ですが、私が約束の時間より早く到着したため、面接官は慌てて対応したそうです。

「早く到着すれば予定が早く進む」と自分の都合ばかりを考えていたためにした失敗です。

ビジネスでは、約束の時間に遅くてもいけませんが、逆に早すぎてもいけないのです。

これが学生時代と異なるところです。

早くても、15分前です。

大幅に早く到着すれば、約束時間の15分前までは近くの喫茶店や車の中などで、時間をうまく過ごせばいいでしょう。

社会人としての訪問・来客マナー(9)
  • 約束の時間より早すぎる訪問は、避ける。
訪問の際は、手土産を必ず持参すること。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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