寿司屋で、長居は禁物です。
お金を払っているのだから、長居してもいいだろうと思います。
無理に急いで食事をする必要はありませんが、食事が終わってから注文もせずに話を続け、いつまでも居座るのはよくありません。
ほかのお客さんが入りづらくなります。
寿司屋は「回転率」が重要です。
一般的な飲食店でも、客の回転率は重要ですが、寿司屋はさらに重要です。
食事の中心となる魚は生ものであり、賞味期限が短いからです。
冷凍すれば、ある程度保存できるとはいえ、期限があります。
その期限までに消費しないと、その魚は廃棄されることになります。
できるだけたくさんのお客さんに入ってもらい、できるだけ早くネタを消費しなければいけません。
すぐ帰ってしまうのは失礼ではないか、と思う必要はありません。
高級店を除き、一般的な寿司屋はさっと食べれば、さっと立ち去るのが基本です。
酒を含まないなら、1時間30分までが限界です。
酒を飲む場合でも、だらだら長居しすぎず、せいぜい2時間くらいが上限です。
酒が入ると長居しがちですが、要注意です。
もちろん店が込んでいれば、その点も配慮に入れることを忘れずに。
よいお客さんになるためにも、だらだら長居はしないようにしましょう。