執筆者:水口貴博

西洋料理の30の基本テーブルマナー

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食事が出てくるまで待っているときの一番かっこいい姿勢。

食事が出てくるまで待っているときの一番かっこいい姿勢。 | 西洋料理の30の基本テーブルマナー

食事のオーダーが終われば、食事が出てくるまでの間、しばらく待ちます。

このとき、姿勢にも注意を払いましょう。

人間の本性が見えやすいのは「何かしているとき」ではなく「何もしていないとき」です。

食事が出てくるまでの間、何もないときこそ、要注意です。

椅子にもたれたり、腰を曲げたりしていると、みすぼらしく見えます。

このリラックスした瞬間、気持ちが緩んでしまいやすいのです。

大切なのは、姿勢です。

このとき、欧米の給仕も一目置く、かっこいい姿勢があります。

「テーブルの上で手を組み、背筋を伸ばして待つ姿勢」です。

「腕を組む」のではなく「手を組む」。

できるだけ、椅子の背にはもたれないようにしましょう。

落ち着きがある姿勢ですね。

もし友人と同席の場合、テーブルの上で手を組み、背筋を伸ばしながら、会話を楽しみましょう。

この姿勢で待っている人は、給仕からも落ち着いているなと見られ、一目置かれます。

どんなにフォーマルなレストランでも、この姿勢はなじみます。

西洋料理の基本テーブルマナー(13)
  • 食事を待っている間、テーブルの上で手を組み、背筋を伸ばす。
食事が出るまでの間で許されるのは「手帳の確認」と「読書」まで。

西洋料理の30の基本テーブルマナー

  1. テーブルマナーは、先人たちの知恵の結集だ。
    すべての動きに意味がある。
  2. テーブルマナーは集中して学んだほうが、身につきやすい。
  3. 欧米テーブルマナーは、面倒くさいようで、慣れてしまえば実は楽。
  4. 自分たちで席を勝手に決めない。
  5. レストランの壁側の席は、上席。
  6. お手洗いで席を外すときのスマートなナプキンの置き方。
  7. ナプキンをつけるタイミングと付け方。
  8. 奥が深いナプキンをつける理由。
  9. テーブルクロスが長いと、足元の緊張が緩みがちになる。
  10. 熱い飲み物を飲むとき、息を吹きかけたりすすったりしないこと。
  11. 「食事中」のサインは、皿の上でカトラリーを「ハの字」に置く。
  12. レストラン内では、携帯電話の電源を切るのがマナー。
    もしくはマナーモードにする。
  13. 食事が出てくるまで待っているときの一番かっこいい姿勢。
  14. 食事が出るまでの間で許されるのは「手帳の確認」と「読書」まで。
  15. 食事が終わり、皿を下げてほしいときのサイン。
  16. 食事中のげっぷ・くしゃみ・おならは、できるだけ控える。
  17. フォーマルなレストランの場合、仲間と料理を分け合うのはマナー違反。
  18. 食事中、友人との会話が盛り上がるのは、実は隣のお客さんの協力があってこそ。
  19. フィンガーボールの水は、指を洗うもの。
  20. ずらりと並んだナイフとフォークは、外側から使えば間違いない。
  21. 落としたナイフやフォークを、自分で拾わない。
  22. ナイフとフォークの使い方をごちゃごちゃにしない。
  23. 音を立てずに食事をするのが、エレガント。
  24. 喫煙が許可されているレストランであろうと、食前・食事中の喫煙は控えること。
  25. どぎつい香水やオーデコロンは、食欲を減退させる。
  26. ご飯を食べるときのフォークの正しい使い方。
  27. 汚い話や下ネタは、レストラン内では控えること。
  28. 食事中に避けるべき、見落としやすい話題とは。
  29. 取りたいものがあっても、人前に手を差し出さないこと。
  30. 食事が終わった後のナプキンのたたみ方。

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