食事のオーダーが終われば、食事が出てくるまでの間、しばらく待ちます。
このとき、姿勢にも注意を払いましょう。
人間の本性が見えやすいのは「何かしているとき」ではなく「何もしていないとき」です。
食事が出てくるまでの間、何もないときこそ、要注意です。
椅子にもたれたり、腰を曲げたりしていると、みすぼらしく見えます。
このリラックスした瞬間、気持ちが緩んでしまいやすいのです。
大切なのは、姿勢です。
このとき、欧米の給仕も一目置く、かっこいい姿勢があります。
「テーブルの上で手を組み、背筋を伸ばして待つ姿勢」です。
「腕を組む」のではなく「手を組む」。
できるだけ、椅子の背にはもたれないようにしましょう。
落ち着きがある姿勢ですね。
もし友人と同席の場合、テーブルの上で手を組み、背筋を伸ばしながら、会話を楽しみましょう。
この姿勢で待っている人は、給仕からも落ち着いているなと見られ、一目置かれます。
どんなにフォーマルなレストランでも、この姿勢はなじみます。