「おいでおいで」
室内で飼っている犬を、リードでつなごうと思い、呼ぶことがあります。
一応、振り向きはしますが、その後は無視。
確実に聞こえているはずなのに、聞こえないふり。
場合によっては、逃げようとさえします。
そんな経験はありませんか。
そういうケースにはある共通点があります。
たいてい、呼ばれて飼い主のところに行けば、リードにつながれる場合です。
リードにつなげる前に、いつも「おいで」と言っていると、犬はこの言葉に拒否反応を示すようになります。
聞こえていても聞こえないふりをしたり、逃げたりします。
なんと賢いのでしょう。
犬の学習能力は、高いです。
では、こういうとき、どうすればいいのでしょうか。
まず「リードでつながれること=嫌なこと」という印象を取り払うことが大切です。
リードでつながれていても、楽しいことはたくさんあるよと思わせます。
リードでつないだ後に、グルーミングをしてあげたり、頭をなでてあげたりなどしてあげましょう。
たとえつながれたとしても、楽しいことが待っていると思わせることができれば、言うことを聞いてくれやすくなります。