執筆者:水口貴博

明るい未来を切り開く30の勉強法

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知識を操るためには、知恵が必要になる。

知識を操るためには、知恵が必要になる。 | 明るい未来を切り開く30の勉強法

学校で学ぶ勉強は、知識ばかりです。

知識ばかりの勉強をしても、残念ながら明るい未来は切り開けません。

たとえば、金融関係の学校でお金についての知識を学んだとしましょう。

「株式とは、株式会社の資本を構成する単位のこと」

「日本銀行とは、銀行の銀行のこと」

「節約とは、無駄を省いて、切り詰めること」

お金だけの知識があっても「なるほど」と思って終わりです。

「なるほど」と思っているだけではいけません。

お金に関する知識があっても、貧乏な人はたくさんいます。

もちろん知識は必要です。

しかし、それだけではいけません。

本当に大切なのは、知識を操る「知恵」です。

お金の知識があっても、お金を増やすための知恵がないと、すっからかんになります。

知識を操るためには、さらに知恵が必要です。

知恵があって、初めて知識が生かされ、ようやく本来の働きができます。

知恵の勉強もしましょう。

知識だけの勉強は十分ですから、次は知恵の勉強をします。

「どう役立てられるか」

「自分の生活にどう生かせられるか」

「知識を使って何ができるのか」

知識の生かし方を考えるのが知恵です。

知恵を学んで、知識をどう生かしていくかを考えることです。

明るい未来を切り開く勉強法(11)
  • 知識より、知恵を学ぶ。
あなたの頭の中には、望遠鏡がある。

明るい未来を切り開く30の勉強法

  1. いついかなる状況でも、勉強できる装備が整っていますか。
  2. 「勉強をしている」と言っているうちは、まだ勉強不足である。
  3. 店員への意外な質問。
    「一番売れていない商品はどれですか」
  4. 勉強の半分はインプット。
    もう半分はアウトプット。
  5. タイムプレッシャーがあるから、時間の貴重さが勉強できる。
  6. 騙された経験は、セミナーだと思う。
    騙された金額は、授業料だと思う。
  7. こだわりのある人は、魅力的な人。
  8. テレビ番組に向かって突っ込みを入れると、雑談がうまくなる。
  9. 作家とは、文章を書く仕事ではない。
    読者を励ます仕事である。
  10. 人との出会いも一期一会。
    言葉との出会いも一期一会。
  11. 知識を操るためには、知恵が必要になる。
  12. あなたの頭の中には、望遠鏡がある。
  13. 勉強に、時期尚早はない。
  14. 今すぐ役立たない勉強ほど、後から大いに役立つ。
  15. 学ぼうという気持ちがあれば、平凡な瞬間も勉強になる。
  16. 高額のマンツーマンは、実は一番格安である。
  17. 鳥肌が立つような経験ができれば、いい勉強ができている証拠。
  18. 勉強をすれば、ストレスになるのは嘘。
    勉強をすれば、ストレスが減る。
  19. すぐ答えを求めないから、味わいは無限に広がる。
  20. 説明不足の言葉を想像するのは、素晴らしい脳のトレーニングになる。
  21. 嫌いな人を「先生」と呼べば、人間関係改善のきっかけが見つかる。
  22. 知性を磨いて「必要」「必要ではない」と区別する。
  23. タクシーの運転手ほど、情報通はいない。
  24. 勉強する時間がないのは知性がない証拠。
    勉強する時間を見つけられるのが知性だ。
  25. 学生は、勉強をして未来を切り開く。
    社会人は、習得した知識や技術をお金に換えて未来を切り開く。
  26. センスのいいファッションには、高い知性が要求される。
  27. あなたの体の中には、優秀な医者が存在する。
  28. 「楽しさに気づく力」が、本当の知性である。
  29. 自分をよく見ることはあっても、他人をよく見ることは少ない。
  30. 勉強した後、どうなるかではなく、勉強しているとき、どうであるか。

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