「どんな人と結婚したいですか」と聞いて「誰でもいいです」という人は、人生に対して自暴自棄になっている人です。
「どんな仕事がしたいですか」と尋ねて「稼げれば何でもいい」と答える人は、好きな仕事がないとわかります。
「どんな食事が好きですか」と質問して「何もない」と答えるのは、おいしいと感じる食事が1つもないということです。
どんな食事を食べても、感動が薄いです。
それでは、人生のどこに楽しみを感じるのでしょうか。
何でも前向きに吸収して、人生を楽しむ材料にすることです。
私は「これが好きなんです」という主張がある人が好きです。
ずうずうしいからとはいえ、主張を控える必要はありません。
自分のこだわりは、どんどん言うことです。
「感動して泣ける映画が好きです」
「優しい人が好きです」
「海鮮料理が好きです」
こだわりがあると同時に、その人の魅力として輝いて感じるからです。
そういうことを口にする人は、みんな、生き生きしています。
好きなことがあり、こだわりがあるというのは、人間として大切です。
人生の中で楽しみがあり、楽しい嬉しいと感じるのは素晴らしいことです。
芯であり、軸であり、哲学そのものです。
それを見つけ、深めるために勉強をするのです。