執筆者:水口貴博

出会いを大切にする30の方法

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いきなり肩書から紹介をしない。

いきなり肩書から紹介をしない。 | 出会いを大切にする30の方法

「初めまして。水口と申します」

出会いの始まりといえば、自己紹介です。

自己紹介では、自分の名前や趣味などから紹介するのはいいでしょう。

私も社会人になってさまざまな人と紹介を交わし合いましたが、紹介が下手な人がいます。

自己紹介で失敗をする人がいます。

「肩書から紹介してしまう人」です。

もちろん肩書が事実であるのはわかります。

隠せと言っているのではありません。

大切なのは、自分からずけずけ話さないということです。

「課長をしています」

「部長をしています」

「リーダーをしています」

肩書から紹介が始まると、第一印象が堅くなります。

事実であるのはわかりますが、印象の問題です。

自分から積極的に肩書を紹介してしまうと「私はこんなに偉い人なんです」というニュアンスに受け取られ、嫌な感じがします。

初対面で嫌われるのは、こうしたタイプです。

悪気があってしたつもりではない自己紹介が、いつの間にか「あなたとは違うんです」という変なアピールになっています。

地位や身分を最初に話してしまうことで、相手と自分との間に距離ができてしまいます。

ましてや肩書を知ってしまうと、相手はそれを意識し始めます。

いきなり地位から話し始めることで、言葉遣いや態度を気にしなければならなくなり、打ち解けて話がしにくくなってしまいます。

肩書は、聞かれたときに話せばいい。

聞かれてもいないのに、ずけずけ話をするのは、不要な距離感と壁を作ってしまう原因になるのです。

出会いを大切にする方法(7)
  • 肩書から紹介するのは、やめる。
鬼のように見える人ほど、実は話しかけてもらいたがっている。

出会いを大切にする30の方法

  1. 余命1日と思えば、すべての人が輝いて見えるはずだ。
  2. ニックネームを付けると、堅苦しさがなくなる。
  3. すべての人に好かれようとすると、逆に嫌われる。
  4. 面白くないジョークにも笑えば、人との距離が縮まる。
  5. 理解できない話をする人こそ、あなたに必要な人。
  6. 話しかける理由を難しく考えない。
    思ったことを話しかけるだけでいい。
  7. いきなり肩書から紹介をしない。
  8. 鬼のように見える人ほど、実は話しかけてもらいたがっている。
  9. 出会った瞬間ほど、話しかけるベストタイミングはない。
  10. 興味は、人に話しかけてから出てくるもの。
  11. なまりを気にして隠そうとする人は、ご先祖様に失礼だ。
  12. 夜に出会った人とはその場で終わり、朝に出会った人とは一生つながる。
  13. 100点満点のコミュニケーションを目指さなくてもいい。
  14. 割り勘より、おごったほうが、人間関係は長続きする。
  15. 電話番号とメールアドレスをもらったら、その日のうちに連絡するのがマナー。
  16. トイレ掃除のおじさんとごみ掃除のおばさんを無視する人は、成功できない。
  17. 言葉遣いが悪い人は、悪い人に思われやすい。
  18. あなたの元気は、周りの人に影響を与える。
  19. レストランの注文のとき、どこを見て注文していますか。
  20. 「何を言うか」より「何を言わないか」。
  21. ゆっくり火をつけ、じっくり温めるのが人間関係。
  22. 見方を変えれば、人も変わって見えてくる。
  23. 相手の事情を考えると、自然と人に優しくなれる。
  24. 現実の世界は、ファッションショーそのものだった。
  25. 「いつでもいい」より「あなたに合わせます」。
  26. 人付き合いが上手な人は、借りた量より多く返す。
  27. 堅苦しい雰囲気が抜けない人は、食事に誘えばいい。
  28. 用事がないとはいえ、お辞儀くらいはできるはずだ。
  29. 人それぞれの違いがあるからこそ、摩擦熱で私たちのハートが温まる。
  30. 人を評価すると、いい人と出会えなくなる。

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