執筆者:水口貴博

出会いを大切にする30の方法

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ニックネームを付けると、堅苦しさがなくなる。

ニックネームを付けると、堅苦しさがなくなる。 | 出会いを大切にする30の方法

私は小学生と中学生のころ「ミナタカ」というニックネームで呼ばれていました。

当時、同じ学年に、もう1人「タカヒロ」という名前の人がいました。

「タカヒロ君」という呼び名がぶつかって、どちらのタカヒロを指しているのかわかりませんでした。

そのため、クラスの誰が言い始めたのか「ミナクチ・タカヒロ」を省略して「ミナタカ」と呼び始める人が現れました。

たしかにミナタカという呼び名なら、名字にしても名前にしても珍しいので誰ともかぶることはありません。

「ミナタカ」という響きのせいか、この呼び方はあっという間にクラス内に広がりました。

気づけば、クラスどころか学年全体で、私のことを「ミナタカ」と呼ぶようになっていました。

変なニックネームで、実のところ、私は気に入っていませんでした。

しかし、この呼び方になってから、不思議な出来事が起こるようになりました。

急に人が親しく近づいてくるようになりました。

あまり話したことのない人から「ミナタカ君」と話しかけられると、なぜか昔からの友人のように思えます。

新任の先生が、私のニックネームを「ミナタカ」であることを知ると、さっそく使っていました。

「ミナタカ君、この問題、解けるかな」と話しかけられると、なぜか先生まで友人のように思えます。

ニックネームには、不思議な効果があります。

呼ぶ側も呼ばれる側も、ニックネームで通すことで、堅苦しさが取り払われて仲良くなりやすくなります。

「水口さん」や「貴博さん」という名字や名前での呼び方も悪くはないですが、どこか形式張ったところがあります。

形式を無視したニックネームは、逆に親密な印象を与えるのです。

出会いを大切にする方法(2)
  • 友人に、ニックネームを付ける。
すべての人に好かれようとすると、逆に嫌われる。

出会いを大切にする30の方法

  1. 余命1日と思えば、すべての人が輝いて見えるはずだ。
  2. ニックネームを付けると、堅苦しさがなくなる。
  3. すべての人に好かれようとすると、逆に嫌われる。
  4. 面白くないジョークにも笑えば、人との距離が縮まる。
  5. 理解できない話をする人こそ、あなたに必要な人。
  6. 話しかける理由を難しく考えない。
    思ったことを話しかけるだけでいい。
  7. いきなり肩書から紹介をしない。
  8. 鬼のように見える人ほど、実は話しかけてもらいたがっている。
  9. 出会った瞬間ほど、話しかけるベストタイミングはない。
  10. 興味は、人に話しかけてから出てくるもの。
  11. なまりを気にして隠そうとする人は、ご先祖様に失礼だ。
  12. 夜に出会った人とはその場で終わり、朝に出会った人とは一生つながる。
  13. 100点満点のコミュニケーションを目指さなくてもいい。
  14. 割り勘より、おごったほうが、人間関係は長続きする。
  15. 電話番号とメールアドレスをもらったら、その日のうちに連絡するのがマナー。
  16. トイレ掃除のおじさんとごみ掃除のおばさんを無視する人は、成功できない。
  17. 言葉遣いが悪い人は、悪い人に思われやすい。
  18. あなたの元気は、周りの人に影響を与える。
  19. レストランの注文のとき、どこを見て注文していますか。
  20. 「何を言うか」より「何を言わないか」。
  21. ゆっくり火をつけ、じっくり温めるのが人間関係。
  22. 見方を変えれば、人も変わって見えてくる。
  23. 相手の事情を考えると、自然と人に優しくなれる。
  24. 現実の世界は、ファッションショーそのものだった。
  25. 「いつでもいい」より「あなたに合わせます」。
  26. 人付き合いが上手な人は、借りた量より多く返す。
  27. 堅苦しい雰囲気が抜けない人は、食事に誘えばいい。
  28. 用事がないとはいえ、お辞儀くらいはできるはずだ。
  29. 人それぞれの違いがあるからこそ、摩擦熱で私たちのハートが温まる。
  30. 人を評価すると、いい人と出会えなくなる。

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