執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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用件が済んだ後の長居には気をつける。

用件が済んだ後の長居には気をつける。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

長いお付き合いのあるお客さまのところへ訪問したときには、話が弾むものです。

もちろん長い付き合いだから、打ち解けた話になります。

特別な情報提供や裏情報などのやりとりもあることでしょう。

しかし、話が弾みすぎて私的な悩みや相談まで出てくるようになっては、今度は本来の仕事に支障をきたしてしまいます。

いくら仲良くなって話しているとはいえ、あまりに仕事からかけ離れた会話は、もはや仕事ではなく、サボりなのです。

話している時間にも時間は刻々とすぎ、給料は発生しています。

用件が済めば、タイミングよく退出したほうがいい。

仕事でお客さまのところへ出向いたのですから、用件が済んだら、あまり話が長くならないところで引き上げるのがマナーです。

「すみません。これから自社で仕事が残っていますので」

「ちょっとほかの仕事があるので」

上手に話を切り上げられるようになるのも、社会人としても技能の1つなのです。

社会人としての訪問・来客マナー(25)
  • 用件が済んだ後の長居には、気をつける。
「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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