ところかまわず自由に話をすると、人間関係のひびにつながることがあります。
ささいな発言から相手を不快にさせ、言い争いになることがあります。
もちろん常に話題を制限すべきだと言っているのではありません。
仲良くなり、ざっくばらんとした雰囲気になれば、心を打ち明けて話をしたほうがいいでしょう。
しかし、とりわけ初対面の相手に限っては、話題の選択に注意が必要です。
初対面で控えたほうがいい話題が、3つあります。
信仰とは、本人が絶対的なものとして信じている対象です。
自分は疑っている宗教でも、相手には熱い気持ちを寄せている対象かもしれません。
とりわけ絶対的なものと信じていることをけなされると、強い不快を感じるはずです。
問題がないようなささいな発言が、ときとして、相手を大きく傷つける場合があるのです。
支持する政党は、人それぞれです。
政党を批判する発言をすれば、不快感を与えることは言うまでもありません。
政策に対する考え方は、人によって異なります。
ささいな発言から、お互いに言い争いになりやすいため、初対面では無難に避けておきたい話題です。
「野球の話くらい大丈夫」と思うかもしれませんが、注意が必要です。
野球も、言い争いになりやすいので、初対面では念のため避けておきたい話題です。
興味のない人もいますが、興味のある人は熱狂的です。
自分の応援する球団の話に熱が入り、ほかの球団を見下してしまうことがあります。
決して悪気はなくても、応援している球団の話に夢中になれば、感情的に発言をしやすくなるものです。
「あの球団はお金でしか動いていない」
「監督がダメだから、選手も腐っている」
誤解を生みやすいため、あらかじめ避けておくほうがいいのです。
もちろん仲良くなれば、こうした話題を出してもいいのですが、初対面では第一印象が肝心です。
マイナスの印象にならないよう、話題には、気をつけておきましょう。