執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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訪問の際は、手土産を必ず持参すること。

訪問の際は、手土産を必ず持参すること。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

お世話になっている上司や恩師のところへ訪問する際には、欠かさず忘れてはいけないことがあります。

ペンとノートではありませんよ。

手土産です。

うっかり忘れがちなのですが、お世話になっている人のところへ訪問する際には、手土産は忘れてはいけないことの1つです。

あってもなくても、大した差はないと思っているうちは、まだ新人です。

やはり手土産は、持参したほうがいいのです。

招いてくださったことへのお礼の気持ちを具体的に表現することができるからです。

「招いていただいてありがとうございます」と口で言うことは簡単ですが、具体的ではありません。

お礼の気持ちを、何か形として表現ができてこそ社会人です。

お世話になっている人のところへ訪問する際には、せめて地元の手土産を持参して、召し上がっていただくといいでしょう。

もちろん上司や先輩のお宅へ訪問するときに限らず、部下の家へ訪問する際も、手土産があったほうがいいでしょう。

部下とはいえ、一生懸命に働いてくれているのですから、手土産はあってもおかしくありません。

もらって、気分が悪くなる人はいません。

ささいな手土産があると、話のきっかけにもなり、会話も弾みやすくなるのです。

社会人としての訪問・来客マナー(10)
  • 上司や恩師の家を訪問する際は、手土産を持参する。
手土産選びにも注意しよう。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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