執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。

へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

客先では、礼儀正しく、謙虚になるのは言うまでもありません。

偉そうな態度を取らないように気をつけて、へりくだった姿勢を取ります。

なぜ大切なのかは、説明するまでもありませんね。

さて、本題はここからです。

へりくだった姿勢も、度が過ぎると問題になるというケースです。

たとえば、手土産を渡すときに「つまらないものですが」と言って渡す人がいます。

誰でも「つまらないものだったら渡さないでよ」と思います。

素直に「地元のお土産です。どうぞ皆さんで召し上がってください」と言えばいいのです。

またお客さまが自社に訪問した際に「汚いオフィスですみませんがどうぞ」と、へりくだって案内する人がいます。

気持ちはわかりますが、ちょっとへりくだりすぎです。

「汚いなら掃除しようよ。汚いところに案内しないでよ」と言いたくなります。

謙虚な姿勢は、たしかに大切です。

しかし、度が過ぎると、相手に不快感を与えてしまうので要注意です。

社会人としての訪問・来客マナー(28)
  • へりくだりすぎないように、気をつける。
テーブルの上に、バッグを置かない。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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