執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。

プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

実際にあった話を1つ紹介します。

ある日、私の同僚が、朝から不機嫌になっていました。

いつもは穏やかな人なのですがその日に限っては、不機嫌です。

話し方も態度も、不機嫌とすぐわかる状態です。

不機嫌だけならまだいいですが、感情が激しくなったあまり、仕事でミスをしたり、お客さまとの会話が雑になったりしていました。

横で見ていた私は、ひやひやしました。

後から聞いた話ですが、どうやら朝から家族と喧嘩をしたらしいのです。

家族との喧嘩した感情を、そのまま会社にも持ち込んでいたため、雰囲気が悪かったのです。

社会人ともなれば、学生とは違い、自分で自分の感情をコントロールしなければいけません。

仕事中に感情的になることは、してはいけないことの1つです。

特にプライベートで何か悪いことがあったとき、その感情を仕事に持ち込んではいけません。

家族と喧嘩をした影響で、商談でも乱暴な話し方になるのはよくありません。

社会人になれば、仕事とプライベートを区別できるようにしましょう。

気分のスイッチができるようになってこそ、大人であり、社会人です。

社会人としての訪問・来客マナー(7)
  • プライベートの感情を、仕事に持ち込まないようにする。
どんなときにも、ペンとノートは持参する。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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