執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。

「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

客先へ訪問した際に、お茶を差し出されます。

そのときに、どのようなお礼を言っているでしょうか。

「すいません」「どうも」と軽くお礼を言っていませんか。

心当たりのある人は、要注意です。

それは、学生言葉です。

社会人になっても、この言葉を使う人が意外に多くて驚くことがあります。

「すみません」は、そもそも謝るときに使う言葉です。

お礼を言いたいのに「すみません」と謝るのは、おかしなコミュニケーションです。

「なぜ謝るの?」と、相手は困惑してしまいます。

「どうも」という言葉もいけません。

「どうも」という言葉は、略語です。

「どうもありがとうございます」を一言で「どうも」と略しているのは、本当にお礼を言っていることにはなりません。

「お礼が面倒なのだな」と思われてしまい、失礼になります。

丁寧な言葉で、失礼な言葉を言っています。

社会人なら、お礼はきちんと「ありがとうございます」と言えるようになりましょう。

ありふれた言葉ですが、素直な言葉が一番ストレートに伝わるのです。

社会人としての訪問・来客マナー(26)
  • 「すみません」「どうも」と言って、お礼を言わないようにする。
「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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