執筆者:水口貴博

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

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実績は、姿勢によって作られる。

実績は、姿勢によって作られる。 | 新入社員が入社3年間に心がける30のこと

あなたの先輩は、あなたの仕事の実績をそれほど見ていません。

新人の行う仕事の実績とはいえ、微々たるものです。

先輩が見ているところは、あなたの仕事に対する姿勢です。

「どのような方法を使って仕事をこなしているか」

「どういうスタイルで仕事に臨んでいるか」

「効率よく仕事を進めるために、何を意識しているのか」

こうしたところを見ています。

先輩が後輩に脅威を感じるところは、仕事の実績より、姿勢です。

姿勢を見ることで、その人の将来の成長ぶりがうかがえるからです。

姿勢は、人の性格から派生して出てきています。

性格が簡単に変わらないように、姿勢やフォームも簡単には変わりません。

仕事に対してやる気を持った姿勢を身につけている人は「この人は将来、大物になる」と感じます。

これが脅威となるのです。

私は今、リーダーという立場として仕事をさせてもらっています。

リーダーになって初めてわかったことですが、新人の成長の伸びぐあいは「姿勢」によって決まります。

若さや元気は、世間で言われているほど、重要ではありません。

技能は、熱い心があれば、後から十分に追い越すことが可能です。

「何とかして仕事を片付けたい」

「これを解決するためにはどうすればいいのか」

前向きな姿勢を持っている人は、最初は仕事ができなくても、後から伸びていきます。

瞬く間に成長します。

前向きな姿勢を持っていますから、そのとおりにどんどん前へと進んでいくのです。

しかも前向きな姿勢は、前向きな性格から派生していますから、そう簡単に変わるものではありません。

新人の仕事に対する姿勢を見ていると、その人の将来も見えてくるのです。

新入社員が入社3年間に心がけること(22)
  • 実績より、姿勢を、大切にする。
失敗をしたときの対応によって、成長の差ができる。

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

  1. 入社3年間にできた差は、後から取り戻せない。
  2. 人付き合いこそ、一番の課題。
    人間関係に苦労は、当たり前。
  3. 基本言葉、言い忘れていませんか。
  4. 仕事の仕方を徹底的に極める。
  5. 新人時代は、アクセル全開でいい。
  6. 新人のうちは、どんな仕事でも引き受ける。
  7. ウォーミングアップがないと、仕事ははかどらない。
  8. 入社3年間は「新人です」というセリフに要注意。
  9. 球拾いは、雑用ではない。
    立派な勉強なのだ。
  10. 小さな実績をこつこつ積み上げて、大きくする。
  11. 任された雑用のトップになろうではないか!
  12. 抽象的を卒業しよう。
    社会人からは、具体的が大切。
  13. 報告・連絡・相談は、言われる前に言う。
  14. 世間知らずの状態から抜け出そう。
  15. 偏りのある情報から抜け出そう。
  16. 頭だけで考えない。
    トライして、失敗して、体を通して学ぶ習慣を持つこと。
  17. 仕事の依頼が来るまで、席でじっと座ってばかりになっていませんか。
  18. トイレ掃除は、人間の内側が見える仕事。
  19. 入社3年間は「貯金」より「自己投資」に比重を置く。
  20. 仕事にも「鮮度」がある。
    頼まれた瞬間から始めよう。
  21. 得意な分野を作ろう。
    仕事には「波及効果」がある。
  22. 実績は、姿勢によって作られる。
  23. 失敗をしたときの対応によって、成長の差ができる。
  24. 師匠を見つけると、スピード成長ができる。
  25. 仕事ができるようになるほど、上司は口を出してくる。
  26. もうこれからは迷わない。
    社会人からは、決断力をつけよう。
  27. 自分の体は1つ、取り換えはできない。
    仕事のしすぎには、要注意。
  28. 水のようになろう。
    「こだわり」は、仕事への障害となる。
  29. どんなシチュエーションでも、無礼講になってはいけない。
  30. 誰もが一度は考える。
    「仕事、辞めようかな」

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