執筆者:水口貴博

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

21

得意な分野を作ろう。仕事には「波及効果」がある。

得意な分野を作ろう。仕事には「波及効果」がある。 | 新入社員が入社3年間に心がける30のこと

新人は、初めは何も仕事ができない状態です。

ここからどうやって、い上がっていけばいいのでしょうか。

与えられる仕事のなか「これだけは誰にも負けない」という得意分野を作ることをおすすめします。

1つでも得意な分野を持つことで、自分のレギュラー番組を持つことと同じになります。

「この仕事なら、あの人だ」

そう言われるようになれば、みんなから注目を浴びることになります。

仕事をするうえでは、本当は「何でもできる」ということが一番の理想です。

「何でもできる人」はたしかにモテますが、実際はなかなかいません。

何でもできるのは、神様くらいであり、現実には何でもできるという人は、そういるものではありません。

むしろベテランほど、自分の得意分野を深く掘り下げています。

誰にも負けない分野1つを徹底的に深く掘り下げると、不思議なことにその周りの分野にも影響を及ぼすことになります。

資料整理が誰にも負けなければ、資料整理を通してさまざまな情報に目を通すことになり、いつの間にか得意分野になっています。

コンピューターの技術が誰にも負けなければ、さまざまな人から頼られて、コミュニケーションも一緒に得意となります。

クレーム担当のプロになれば、問題解決に関する資料も作れるようになるでしょう。

仕事には「波及効果」というものがあります。

一点に絞って深く追求していると、その分野に関係することも一緒に波及して詳しくなり、得意になっていくという現象です。

得意分野が大きく広がっていくということです。

新人のあなたがまず心がけることは「これだけは誰にも負けない」ということを、1つ身につけることです。

自分の武器にして、仕事を勧めていきましょう。

徹底的な「一点豪華主義」になるのです。

1つが得意になれば、その得意なことが波及して、ほかの仕事にも対応できるようになります。

だんだん「仕事ができる人」へと変身していくのです。

新入社員が入社3年間に心がけること(21)
  • 得意分野を通して、仕事ができる範囲を広げていく。
実績は、姿勢によって作られる。

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

  1. 入社3年間にできた差は、後から取り戻せない。
  2. 人付き合いこそ、一番の課題。
    人間関係に苦労は、当たり前。
  3. 基本言葉、言い忘れていませんか。
  4. 仕事の仕方を徹底的に極める。
  5. 新人時代は、アクセル全開でいい。
  6. 新人のうちは、どんな仕事でも引き受ける。
  7. ウォーミングアップがないと、仕事ははかどらない。
  8. 入社3年間は「新人です」というセリフに要注意。
  9. 球拾いは、雑用ではない。
    立派な勉強なのだ。
  10. 小さな実績をこつこつ積み上げて、大きくする。
  11. 任された雑用のトップになろうではないか!
  12. 抽象的を卒業しよう。
    社会人からは、具体的が大切。
  13. 報告・連絡・相談は、言われる前に言う。
  14. 世間知らずの状態から抜け出そう。
  15. 偏りのある情報から抜け出そう。
  16. 頭だけで考えない。
    トライして、失敗して、体を通して学ぶ習慣を持つこと。
  17. 仕事の依頼が来るまで、席でじっと座ってばかりになっていませんか。
  18. トイレ掃除は、人間の内側が見える仕事。
  19. 入社3年間は「貯金」より「自己投資」に比重を置く。
  20. 仕事にも「鮮度」がある。
    頼まれた瞬間から始めよう。
  21. 得意な分野を作ろう。
    仕事には「波及効果」がある。
  22. 実績は、姿勢によって作られる。
  23. 失敗をしたときの対応によって、成長の差ができる。
  24. 師匠を見つけると、スピード成長ができる。
  25. 仕事ができるようになるほど、上司は口を出してくる。
  26. もうこれからは迷わない。
    社会人からは、決断力をつけよう。
  27. 自分の体は1つ、取り換えはできない。
    仕事のしすぎには、要注意。
  28. 水のようになろう。
    「こだわり」は、仕事への障害となる。
  29. どんなシチュエーションでも、無礼講になってはいけない。
  30. 誰もが一度は考える。
    「仕事、辞めようかな」

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