「いつがいいかな」
「誰とすればいいかな」
「どっちがいいかな」
「自分では決められない」
迷ったあげく、なかなか自分では決断できないことを「優柔不断」といいます。
あなたにも経験があるのではないでしょうか。
こうした優柔不断な性格は、仕事では障害になります。
自分で決めることができないと、決断力に欠けることになり、仕事を進めることができなくなります。
仕事を進めることは、決断の連続です。
「これを、いつまでに、誰と協力して、仕上げよう」という決断を、自分でしなければ、仕事を進めることができないのです。
入社したてのころは、先輩があなたを補助して助けてくれるでしょう。
ですが、すぐ冷たくなります。
日本には「かわいい子には旅をさせよ」という格言があります。
成長してほしいがために、自分のことは自分で決めなさいと冷たくなるのです。
自分が決断することで、責任が伴い始めます。
すると、恥や迷惑をかけないように、自分から努力をするようになり、仕事への「張り」へと変わります。
心理学では、労働者のやる気向上には、賃金の値上げより、責任のある仕事を与えることだといいます。
そのほうが、モチベーションアップにつながる結果が出ています。
仕事をスムーズに進めるために、自分で決断する力を持つことは大切です。
仕事へのモチベーションアップにも大いに効果が期待できるのです。