営業のような外回りの仕事では、社外にいる時間のほうが長くなります。
また商品の説明のために、お客さまのところへ出向く場合もあります。
「会社の外でする仕事」です。
外回りの仕事が終わり、気づけば、終業時間を過ぎています。
「まあ、終業時間が過ぎているのだから、このまま直接帰ってもいいか」
こう考えるのは、まだ学生です。
社会人なら、この際に忘れてはいけないマナーがあるのです。
いくら就業時間が過ぎているとはいえ、一言、会社に「直帰してもよろしいですか」という連絡をすることです。
あなたを雇っているのは会社であって、会社の方針や指示に従わなくてはなりません。
直帰するか否かは、あなたが決めるのではなく、会社が決めることなのです。
もしかしたら今日中にどうしても渡したい資料があるため、一度会社に戻ってもらいたい用事があるかもしれません。
直帰のできない方針のある会社かもしれません。
いずれにせよ、いくら就業時間が過ぎているとはいえ、会社への連絡は必要なのです。
それが社会人としての仕事マナーです。