時間とお金を節約するうえで見逃せないのが「喫煙の時間」です。
喫煙の習慣がある人は、喫煙に多くの時間とお金を費やしています。
喫煙でたびたび席を離れることになり、タバコをぷかぷか吸っている間、仕事を中断することになります。
喫煙室で仲間と情報交換ができるメリットもありますが、多くの時間が奪われるデメリットのほうがはるかに大きい。
時間が奪われるだけではありません。
喫煙室から席に戻ると、服に付着したタバコのにおいを職場にまき散らすことになります。
周りから厳しい視線が向けられ、ひんしゅくを買うことになります。
勤務時間中の喫煙時間を労働時間として扱うと、非喫煙者から不公平という声が上がる可能性もゼロではありません。
タバコ1本を吸うとはいえ、軽視できません。
1本に5分かかるとして、1箱20本を吸った場合、合計100分を喫煙に費やしていることになります。
これだけの時間があれば、映画を1本見られます。
1日2箱を吸うヘビースモーカーの場合、その2倍になるので、200分という計算になります。
これはあまりにも時間がもったいない。
200分もあれば、本によっては1冊読めてしまいます。
あらためて喫煙時間を確認してみると、いかに多くの時間を費やしているか驚かされるはずです。
喫煙タイムはリラックスにつながるという人もいますが、結局それが健康を害することになっては意味がありません。
喫煙が健康に悪影響なのは間違いないことです。
健康はもちろん、時間とお金を節約するなら、やはり禁煙がベストです。
喫煙の習慣がある人で時間とお金を節約したいなら、禁煙にチャレンジすることをお勧めします。
喫煙をやめると、時間とお金の大幅な節約効果を実現できます。
さらには健康面にもポジティブな影響があります。
一昔前とは違い、現代ではすっかり禁煙が主流の時代です。
職場でも飲食店でも、禁煙が当たり前となっています。
自分の意思だけではなかなか難しいなら、医療機関の禁煙外来を受診してみてはいかがでしょうか。
驚くべきことに現在では「禁煙の薬」も登場しています。
タバコのにおいに強烈な抵抗感を覚える作用があり、これを使用することで、タバコを吸いたい欲求を自然と抑えられます。
医療機関や薬を頼れば、禁煙の成功に導いてくれるでしょう。
禁煙外来は、一定の条件を満たせば保険適用になります。
健康のためにも、時間の節約のためにも、禁煙をするに越したことはないのです。