相手に不満があると、別れ際に言ってしまいがちです。
もちろん普通に不満を伝えるくらいならいいのです。
「価値観が合わなくなった」
「言葉も態度も悪くて我慢の限界」
「嘘ばかりついて信用できなくなった」
不満は別れたい理由でもありますから、きちんと伝えたほうがいいでしょう。
正直に不満を伝えれば、相手も素直に受け止め、反省してくれるかもしれません。
しかし、不満を言うことはあっても、恨みを言ってはいけません。
別れ話で今までのことを思い出していくと、いろいろな不満がこみ上げてきて、恨みを言ってしまいがちです。
大きな不満がたまっていると、恨みとして思いきりぶつけたい衝動に駆られます。
「最低の交際だった。あなたなんか不幸になってしまえ」
「もっと性格を直したほうがいい。あなたの不幸を呪ってやる」
「今までひどいことをされて傷ついた。別れた後も恨んでやる」
こんな一言を言えば、いくら本音とはいえ、相手はひどく不快になるでしょう。
恨みを言えば、あなたも恨まれる可能性があります。
相手に恨みを言えば、相手から反感を買い、別れ話がややこしくなります。
相手を恨むような発言をすると、言っている本人も醜くなります。
別れが醜くなり、泥沼になる可能性があります。
いい別れ方をしたければ、相手を恨むような発言は控えること。
恨みを言うと、いい別れ方ができません。
正しい我慢は、あなたにとって成長することでもあります。
恨みを言いたくても、心の中で我慢しましょう。