デートコースによっては、長い距離を歩くことがあります。
一緒にぶらぶら歩いてショーウインドーを楽しむだけでも、ある程度の距離を歩くでしょう。
デートは楽しいのですが、長い距離を歩くと、どうしても疲れるのは避けられません。
すると、デートが終わるころにはお互いがへとへとに疲れて、無口や無表情になりやすい。
別に喧嘩をしているわけではないのですが、どんよりした雰囲気が漂うのです。
そんなとき、きっと相手はこう言うでしょう。
「今日は少し疲れたね」と。
この言葉を言われたとき、あなたはどう答えるかです。
「疲れて最悪だった」「嫌な思い出ができた」などの返事はNGです。
いくら疲れているとはいえ、デートを否定するような返事は、相手のテンションを下げるでしょう。
せっかくデートに付き合ってくれた相手を悲しませるに違いありません。
では、どう答えるべきか。
「今日は少し疲れたね」と言われたとき「そうだね。でも、楽しかったよ」と笑顔で答えるのです。
「でも、楽しかったよ」という一言で、相手は救われます。
「疲れたようだけど、楽しんでくれてよかった」とほっとするでしょう。
「デートをしてよかった」と前向きな気持ちにもなれます。
今までの疲れが吹き飛ぶのです。
デートを気持ちよく締めくくる、マナーの1つです。
デートでへとへとに疲れたとしても、気持ちよく締めくくれるのです。