「自分は変われない」
そう思ったところで仕方ありません。
消極的な自分を恨んだところで改善しません。
不毛な考えであり、生産的ではありません。
消極的なことを考えていると、いつまでも消極的から抜け出せなくなります。
積極的な自分を演じてみるのです。
最初は演技でかまいません。
芝居のつもりで、とりあえず積極的な自分を演じてみます。
「自分は変われる」と思い込んで、自分から進んで行動してみましょう。
自分から挨拶します。
自分から話しかけます。
自分から手を上げて、挑戦します。
すると、意外にやればできる現実に気づくはずです。
もちろんうまくいかないこともあるでしょうが、命まで取られるわけではありません。
うまくいかないことがあっても、やはり芝居として「こんなことではへこたれない」と演じてみましょう。
演技であっても、思い込んでいれば、自然とやる気と元気が出てくるでしょう。
気づけば、困難も乗り越えています。
その状態を続けていると、演技なのか本心なのか、自分でもよくわからない状態になるはずです。
さらに継続しましょう。
そうこうしているうちに、面白い出来事が起こります。
最初は芝居のはずだった積極性が、いつの間にか本物に変わっているはずです。
結局のところ、習慣なのです。
積極性すら、習慣です。
芝居でもいいから積極性を演じていれば、習慣になり、当たり前として身につきます。
意識しなくても、体が動いてしまいます。
自分に自信をつけるきっかけさえつかめば、後はとんとん拍子でうまくいきます。