残業は、誰でも嬉しくありません。
ただし、社会で仕事をしていると、残業を避けられない状況があるのもたしかです。
就職活動がうまくいかない人は、とにかく残業を嫌がります。
「残業はしたくありません」
「事情があって、残業は不可能です」
残業は絶対な悪と言わんばかりに、とにかく残業をしたくないことを、強く主張します。
少しでも残業があると、社員を酷使している企業と考え、批判します。
もちろん家庭や病気の都合があって、きちんと断らなければいけない場合もあるでしょう。
しかしそうした場合でも「無理」「不可能」など、断り方がきついのです。
これでは、面接官も眉をひそめます。
せっかく優秀な人でも「扱いにくそうだ」と嫌煙され、不採用の通知を作成するのです。
一方、面接に通る人は、残業に協力的です。
もちろん本音では、残業を好ましく思っていませんが、困っているときこそ、協力が必要だと考えています。
繁忙期は、仕方ありません。
忙しい時期こそ、みんなで力を合わせて協力するのが、社会人。
面接で残業について質問されても「もちろん対応します」と即答します。
都合があっても「できるかぎり調整します」「水曜日以外なら対応できます」など、前向きな言い方を心がけます。
ポジティブな印象が伝わるため、面接官の心証もよくなるのです。