面接に通らない人は、スーツに着られているのが特徴です。
まずスーツのサイズがきちんと合っていません。
だぼだぼ、もしくはぴちぴちです。
首回りや裾の長さが合っていなくて、不自然な状態になっています。
それに加え、スーツに着慣れていません。
「初めてスーツを着ました」「衣装を着ています」と言わんばかりの、ぎこちない雰囲気が漂います。
着慣れていないスーツのため、入退室のマナーも、滑らかではありません。
スーツの違和感が気になって、面接の質疑応答にも集中しにくい。
面接のときに限ってスーツを着ると、慣れない違和感のため、こうした失敗がよくあります。
主役が、人ではなく、スーツの状態です。
スーツに着られている状態であるため、面接官からはこっけいに映るのです。
一方、就職活動がうまくいく人は、スーツをきちんと着ています。
ただ着ているだけでなく、着慣れているのが特徴です。
まず、自分の体に合ったスーツを購入します。
首回りも裾の長さも、ぴったり。
そのスーツを、できるだけ普段の就職活動からよく着て、着慣れるようにしています。
時には、スーツを着る用事がなくても、あえて着ることもあります。
そうして普段から着続けていると、スーツを着たときの違和感がなくなり、面接での質疑応答にも集中しやすくなります。
面接官には、スーツに着慣れている様子が社会人らしく映り、頼もしく感じるのです。