執筆者:水口貴博

面接に通る人と通らない人の30の違い

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面接に通らない人は、自己PRや志望動機を、どの企業にも使い回す。面接に通る人は、自己PRも志望動機も、企業ごとに変える。

面接に通らない人は、自己PRや志望動機を、どの企業にも使い回す。面接に通る人は、自己PRも志望動機も、企業ごとに変える。 | 面接に通る人と通らない人の30の違い

面接に通らない人は、自己PRや志望動機を使い回すのが特徴です。

「自己PRや志望動機が同じでも、ほかの企業だから、ばれるはずがない」

少しでも手間暇を省こうとします。

ばれるはずはないと思いますが、ばれるのです。

どの企業にも使い回せる内容は、面接官にとっては一目瞭然。

使い回しをしている表現は、漠然とするからです。

抽象的で形式的。

「どの企業にも同じことを言っている」と手抜きをしたとわかれば、本来の評価より下げられるでしょう。

怖いのが、そのことに気づかない応募者です。

面接官にばれているにもかかわらず、うまく騙し通せていると思い込み、いつまでも同じ過ちを繰り返す。

「なぜだろう。どこがいけないのだろう」

もんもんと悩む日々が続く。

同じような失敗が何度も繰り返され、就職活動が進展しないのです。

一方、面接に通る人は、自己PRも志望動機も、企業ごとに変えます。

企業ごとに特色が異なるため、本来は、企業に応じてアピール内容も修正するのが適切。

手間暇はかかって大変ですが、その意気込みは、採用担当者に伝わります。

企業の特徴に合わせて、自己PRや志望動機を最適化させるため、内容はより具体的になり、訴える力も強くなります。

自己PRや志望動機を使い回すと、面接官はすぐ見抜きますが、逆のパターンも同じです。

企業ごとに準備した内容も、やはり面接官はすぐ見抜き、就労意欲の本気度が伝わります。

企業ごとに自己PRや志望動機を考えるのは面倒に感じるかもしれませんが、必要な努力と考えましょう。

面接官の心を動かしやすくなって、選考の通過率も高くなるのです。

面接に通る人と通らない人の違い(20)
  • 自己PRも志望動機も、企業ごとに変える。
面接に通らない人は、若者言葉を使う。
面接に通る人は、礼儀正しい言葉を使う。

面接に通る人と通らない人の30の違い

  1. 面接に通らない人は、加点を狙う。
    面接に通る人は、減点を避ける。
  2. 面接に通らない人は、回答のすべてを覚える。
    面接に通る人は、回答の要点だけ覚える。
  3. 面接に通らない人は、課程から話す。
    面接に通る人は、結論から話す。
  4. 面接に通らない人は、応募者の立場だけ経験する。
    面接に通る人は、面接官の立場も経験する。
  5. 面接に通らない人は、うつむきがちで、常に無表情。
    面接に通る人は、前を向いて、常に笑顔。
  6. 面接に通らない人は、面接を怖がる。
    面接に通る人は、面接を楽しむ。
  7. 面接に通らない人は、スーツに着られている。
    面接に通る人は、スーツに着慣れている。
  8. 面接に通らない人は、服装自由と言われ、私服で参加する。
    面接に通る人は、服装自由と言われても、スーツで参加する。
  9. 面接に通らない人は、腕時計が派手。
    面接に通る人は、腕時計がシンプル。
  10. 面接に通らない人は、面接官の「楽にしてください」を信じる。
    面接に通る人は、面接官の「楽にしてください」を信じない。
  11. 面接に通らない人は、能力で差をつけようとする。
    面接に通る人は、人間性で差をつけようとする。
  12. 面接に通らない人は「お願いいたします」と言いながら、お辞儀をする。
    面接に通る人は「お願いいたします」と言ってから、お辞儀をする。
  13. 面接に通らない人は、歩きながら挨拶をする。
    面接に通る人は、立ち止まってから挨拶をする。
  14. 面接に通らない人は、まったく前置きがない。
    面接に通る人は、適切な前置きがある。
  15. 面接に通らない人は、隣の人の話を聞いていない。
    面接に通る人は、隣の人の話も聞いている。
  16. 面接に通らない人は、自分だけ受かろうとする。
    面接に通る人は、みんなで受かろうとする。
  17. 面接に通らない人は、ちらっと時計を見る。
    面接に通る人は、きちんと面接官を見る。
  18. 面接に通らない人は、精神論と大げさな副詞で説得する。
    面接に通る人は、方法論と具体例で説得する。
  19. 面接に通らない人は、きれいな答えを心がける。
    面接に通る人は、自分らしい答えを心がける。
  20. 面接に通らない人は、自己PRや志望動機を、どの企業にも使い回す。
    面接に通る人は、自己PRも志望動機も、企業ごとに変える。
  21. 面接に通らない人は、若者言葉を使う。
    面接に通る人は、礼儀正しい言葉を使う。
  22. 面接に通らない人は、短所をひたすら隠す。
    面接に通る人は、短所を長所として表現する。
  23. 面接に通らない人は「本当は働きたくない」と思っている。
    面接に通る人は「本当に働きたい」と思っている。
  24. 面接に通らない人は、持っている資格をすべて答える。
    面接に通る人は、仕事に関係した資格だけ答える。
  25. 面接に通らない人は、不快な質問に腹を立てる。
    面接に通る人は、不快な質問を喜ぶ。
  26. 面接に通らない人は、自信を表現しようとして横柄になる。
    面接に通る人は、自信を持っても、謙虚は忘れない。
  27. 面接に通らない人は、とにかく残業を嫌がる。
    面接に通る人は、残業に協力的。
  28. 面接に通らない人は、本番だけ入念。
    面接に通る人は、準備と復習も入念。
  29. 面接に通らない人は、答える順が普通。
    面接に通る人は、答える順がユニーク。
  30. 面接に通らない人は、面接室にいる間だけ面接だと考える。
    面接に通る人は、家から出て、戻るまでが面接だと考える。

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