面接中に時計を確認するしぐさには、要注意。
時間を確認するための時計ですが、いつでも時間を確認していいわけではありません。
時と場合によっては、思わぬ誤解を与える原因になります。
面接に通らない人は、面接で時間が気になったとき、ちらっと時計を見ます。
ほんの一瞬。
しかし、その一瞬を、面接官は見逃しません。
時計を一瞬見た応募者に気づき「時間を気にしているな。面接に集中できていない」と、残念に思います。
応募者に悪気がないのはわかりますが、やはり気持ちのよい印象ではありません。
面接官は「退屈」「早く終わらせてほしい」など、ネガティブな印象を受けるでしょう。
次の予定があり、落ち着かない様子にも見えるでしょう。
場合によっては「面接が退屈だ。早く面接が終わってほしい」という意思表示にも見えてしまいます。
ささいな態度で悪く誤解されるのは、応募者にとっても不本意でしょう。
時計を一瞬見たばかりに、余計な誤解を与える可能性があるのです。
一方、面接に通る人は、時計が気になっても見ません。
もちろん面接官との話で時間の話題になれば、見ることもありますが、基本は見ないように心がけます。
では、どこを見るのかというと、面接官です。
目の前にいるのは、面接官。
面接官の目をきちんと見て、会話します。
目と目を合わせるのは、人としてコミュニケーションの基本です。
目の動きは、非言語コミュニケーションの1つ。
言葉は発していなくても、言葉と同じ、あるいはそれ以上に意思を伝える手段です。
堂々と目を見て話す応募者から自信が伝わり、頼もしい印象を受けるのです。